少し古い記事なんだけど、先日ネットを見ているとこんな記事を見つけました。
参考 【既視感】ウンザリな本のタイトルTOP5ニュースサイトしらべえ↑こちらは、20代〜60代の男女500人に聞いた
「もうええわ!」
と思う本のタイトル
のランキングを
発表した記事です。
陳腐な記事かと思いきや(ごめん)、そのランキングの内容には思わず納得^^;)
私自身も
もうええやろ、
そのタイトル
と感じる結果だったんですね^^;)
では、ここで
先ほどご紹介したサイトを元に、そのランキングを発表します。
第5位:「◯◯の衝撃」
いちいち衝撃すぎるこのタイトル。
回答は9.4%です。
「デザイナーの衝撃」
「ライターの衝撃」
こんだけ「衝撃」なタイトルが溢れると、何が衝撃なのかもうわかりません^^;)
何か新しいカルチャーや、ビジネスの分析をしている書籍に付けられやすいこのタイトル。
企業の名前に「衝撃」とつけるだけで、簡単にビジネス系のタイトルが完成する超便利な単語でもあります^_^
第4位:「◯◯だけが知っている〜」
「お前ら知らんだろ」と言わんばかりのタイトル。
回答は11.4%。
「年収1億円の人だけが知っている〜」
「東大生だけが知っている〜」
などお馴染みのタイトルです^_^
一部の階層や選ばれた人だけしか知らない情報を開示してもらえる、という印象が強いです。
ちなみに私は結構このタイトルには弱いかも^^;)
第3位:「なぜ◯◯は▲▲なのか」
いきなり質問されても、ねえ・・・
と感じるこのお馴染みのタイトル。
「なぜ月収10万だった整体師が
月収200万まで稼ぐことができたのか?」
「なぜ一流の人は
朝型の生活を送るのか?」
などなど、
書籍だけではなくネットの記事などでもよく見かけるタイトルです。
ちなみに「なぜ〇〇は〜」は、
セールスコピーでも、メインのキャッチコピーによく使う鉄板のテンプレート。
鉄板なので「もうええわ!」と思われながらも、よく使われているコピーです^_^
第2位:「◯◯力」
なんでも「力」でまとめすぎ・・・。
回答率は23.8%。
女子力
鈍感力
接待力
社長力
母親力
ちょっと自信のない人に
刺さりやすいようです。
個人的には15年くらい前に流行した
女子力
もう女子でもなんでもないですが、当時の私には刺さりまくった懐かしい言葉です^^;)
堂々の第一位は・・・、
さて、気になる(?)第一位は
みんな納得(?)の
「◯◯したいなら
▲▲しなさい」
でしたー!^o^
「痩せたければ
おでんを食べさない」
「長生きしたければ
ふくらはぎを揉みなさい」
などなど、
上から目線
エラそう
てゆうか誰あんた?
という意見が多発で
32.6%の回答で堂々の1位^_^
最近は、少しこのタイトルも落ち着いてきたかな・・・と感じますが、少し前まで乱立していましたね^^;)
この言い方も、
セールスコピーライティングで鉄板とされている書き方で、過去に発売されている参考書を読むと必ずこの言い回しが入っています。
このタイトルだけで、
何をしなければいけないかが一目でわかるので、短い文章で内容が伝わりやすいんですね。
しかし、こうも多くの本に
「◯◯しなさい」
と言われたら
うっせえわ
となる気持ちもわかります^^;)
「命令よりもお願い」する方が人の気持ちを動かすことができる
私もよくランディングページを制作しますが、
リサーチをしているとよく
申し込まないと
一生損します
とか
あなたは
そのままで
いいんですか?
などちょっと挑発的な印象を受ける文章を見かけます^^;)(もちろん書いている側は挑発しよー!と思って書いたワケではないと思いますが)
今は文章も
共感の時代
と言われています。
相手を不安にさせたり、自分の気持ちを押し付けるのではなく、
純粋にお願いすることで、
その文章に、
大事な「共感」を
生むことができるんですね^_^
ここで最後に、
セールスコピーライターの大橋一慶さんの著書「セールスコピー大全」に書かれいている一文をご紹介します。
<命令よりもお願い>
わが子を叱るとき、「親の言うことは聞きなさい」よりも「お父さんを信頼してほしい」と伝えた方が効果的だ。
年齢・性別問わず、人は「命令」を嫌がるけど「お願い」なら聞く耳を持ってくれる。
引用元:セールスコピー大全
そうそう。
家族でも一緒ですよ。
「これやりなさいよ!」
と言われるより
「これやってくれると嬉しいな、助かるな」
と言われる方が
言われた後の気持ちが違いますよね^_^
書籍や雑誌のタイトルは、
ブログタイトルや、他のキャッチコピー作りの参考になりますが、
鉄板の表現がありつつ
絶対トレンドがあります
なので、
いつまでも同じ表現をすると、
ちょっと危険です^^;)
なので常に
表現のアップデート
をしていきたいと
改めて思う今日この頃です。
それでは今日はこのへんで
\お読みいただきありがとうございます/
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