写真やデザインが美しくても商品が売れない話

8月の終わりを迎えると、

ああ
今年も終わりだな

としみじみ感じます・・・。

 

というのも毎年8月中に

年末年始の商品の
プロジェクトが終わるから。

 

年末年始の商品とは他でもない

クリスマスケーキと
おせち料理です。

ほとんどのお客様は、
12月に入って

あ、お節どうしよ

と思い出して注文するパターンが
ほとんどですが、

用意している側は

5月くらいに撮影をして
6〜7月に販促ツールを制作して
8月にスタンバイをして
9月に販売スタート

という流れなので、
初夏の頃から準備を始めています。

 

ちなみに
会社員の頃は、衣料品関係の販促デザインを担当していたのですが、

真夏のクソ暑い時に
あったかウール♪

真冬の凍えそうな時に
爽やか涼しい麻入り♪

など、その時の季節とは全く逆の仕事をしていたので、季節感を感じることなく、1年が過ぎておりました^^;)

 

さてさて、

まだ先の話ですが、我が家は来年のお正月にいただくお節料理も、毎年お願いしている地元の日本料理のお店に頼もうとと思っています。

せっかく依頼するなら

知り合いのお店や
応援したいお店に
注文しよう

と、ここ数年強く思うようになってきたからです。

↑毎年美味しくいただいています^_^

 

デパートや量販店、
最近はコンビニでもお節料理を注文できる時代。

12月になると
めっちゃ売ってます。

そして「売ろう!」と必死です。

おせちだけじゃないですが、
ありとあらゆる商品を、様々な会社が販売しています。

だからもう既に

写真の美しさや
優れたデザイン
だけでは売れない時代に
なってきています。

そういえば、
先日、来年のおせち料理の撮影をしてくださったカメラマンさんとお話ししていた時のこと。

そのカメラマンさんも、毎年大手デパートのお節料理の撮影に携わっているらしく、休憩時間に昨年発売した他社さんのおせち料理の写真を少し見せていただきました。

写真はもちのろんですが、
スタイリングなども完璧な写真

販売サイトのデザインも
素晴らしかったんです。

写真はイメージです

 

けれど、
結果はあまり売れなかったそう。

売れなかった理由は
いろいろあるのだと思います。

けれど
カメラマンさんと話していると

どのお店のおせちも
美味しそう

だからこそ
違いがわからない

どのお店で買えばいいのか
わからない

・・・という話になったんですね。

 

そのお節料理
売っている理由

お節料理を買うと
どんないい事があるのか

↑これを明確にアピールすることが、どの会社にも本当に必要な時代なんだと感じます。

 

ちなみにこちらの↓写真は、
おととし近所の某コンビニで見かけたPOP。

うーん、この内容だと
「試してみようかな♪」という気持ちにはなかなかなりません・・・。

しかも、ビミョーに文字切れているし^^;)

「コンビニでお節を買う」ということが、
どんないい事があるのか

そんな一文を付け加えたPOPにするだけでも、買う人は増えるのではないかな、思います。

美しい写真も
美しいデザインも
当たり前の時代

そこにプラスアルファで
何を付け加えるのか

それを考えることが
クリエイターの新しい仕事

なんだとしみじみ思う今日この頃です。

それでは今日はこのへんで

\お読みいただきありがとうございます/

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