先日、国立新美術館で開催中の
「庵野秀明展」に行ってきました^_^
(ここから先、展示会内容に触れていますのでネタバレしたくない方はそっと画面を閉じてくださいm(_ _)m)
学生時代に行っていた
自主制作の作品から、
アシスタント時代、
スタジオジブリ時代、
初監督の「トップをねらえ!」や
私も小学校の時に毎回観ていた
「不思議の海のナディア」など、
もちろん
「エヴァンゲリオン」や
「シン・ゴジラ」。
庵野監督が関わってきた
全ての作品の資料や作画などが
一同に集結している
めちゃくちゃ見応えのある展示内容です。
↑私の大大大好きな安野モヨコ先生が、夫である庵野監督のことを描いた漫画の原画も展示していて嬉しい限り^_^
実は私、
庵野監督の全ての作品を網羅している
ワケではないのですが、
それでも、
じっくり見ながら約2時間。
たっぷり見学してしまいました^^;)
ファンの方はもちろんだけど、
何かのもの作りに関わっている人にも
オススメしたい内容です^_^
そんなワケで
数々の作品の原点に触れられる
この展示会ですが、
私が最も印象に残ったのは、
会場入り口にある
庵野監督を作り上げた
「原点」の展示物です。
このエリアには、
庵野監督が幼少から青年になる1960年代から1970年代後半頃までに影響を受けた作品やコンテンツが展示してあるのですが、
その数が
本当に圧倒的です。
「怪獣総進撃」などの
いわゆる怪獣ものから、
「仮面ライダー」などの
ヒーローもの。
大量の漫画、アニメ、特撮など
ここでは紹介しきれないほど、ぎっしりと「原点」が紹介されています。
この「原点」コーナーを見学するだけでも、この展示会に来た価値を感じます^_^
撮影不可だったので写真には収められませんでしたが、この「原点」を壁一面に写している巨大モニターの展示コーナーは本当に圧巻。
さらには
影響を受けた作品の年表まで展示してあります。
自分の作品じゃないです。
影響を受けた作品の年表です。
↑仮面ライダーやウルトラマンが好きすぎて、自主制作の映画で変身しちゃった庵野監督^_^
その自主制作映画も、この展示会で上映されているのですが、とても自主制作に思えない度肝を抜かれるクオリティです。
もう最高に
好きを仕事に
している人
としか感じられません。
もう最強です。
こうやって
「自分の好き」が
何かはっきりわかっていて、
「自分の好き」を
貫き通しているからこそ
多くのファンがつく
作品がいくつも誕生しているのかも、
と改めて思います。
ちなみに、この安野モヨコ先生のこの漫画では、庵野監督の日常生活での(支障が出るほど)のオタクぶりが描かれていますが、
フツーの女子だったら絶対ムリ、モヨ先生だから成しえる生活だと思うであろうシーンがいっぱい出てきます^^;)
(しぶしぶ受け入れていそうなとこはありますが)
相手の好きを
認める
相手がのびのびと
仕事をするためにも
本当に必要なことだなと
改めて感じています。
ちょっと話は逸れたけど、
好きを仕事にしたいのなら、
誰に何を言われても
1円もお金にならなくても
心の底から好き!
と思えるものを
まずは100コくらい
書き出してみるところから
始めるのがいいのかも・・・
と改めて思ったりした
そんな展示会でした。
庵野監督の作品を
ご存じなくても、
「好き」ってこういうこと!
と感じられる空間ですので
ぜひぜひ足を運んで
いただきたいと思います!
それでは今日はこのへんで。
\お読みいただきありがとうございます/
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