先日、
近所の神社の前を通ったら
七五三のお参り帰りの
ご家族を何組か見かけました。
七五三詣は
11月(15日)に行うのが
本来良いらしいんだけど、
11月はめっさ混む
みたいなので、
時期をずらして10月に
お参りする方もたくさん
おられるのだそう。
そーいえば、
以前とある写真スタジオさんの
案件をお手伝いした時、
そのスタジオさんが
こんなコンセプトを掲げていて
そのおかげで
遠方からも撮影依頼が殺到している
という話を伺ったんですね。
それは、
お母さんが心から
満足する七五三撮影
というコンセプトなんです。
そのスタジオでは
まず
本番の撮影の前に一度
スタジオに来てもらい、
徹底的に子どもと仲良くなります。
スタジオの方々は
撮影のプロでもありますが
お子さんと仲良くなるのも
プロ並みなんだそう。
本番でぐずらずに
自然な笑顔を出してもらうため
事前にスタジオに来てもらって
お子さんと長時間遊ぶのだそう。
そして、
お子さんと仲良くなってから
本番撮影に臨むので
本当に自然な表情の写真が
できあがるんですね。
そして!!!
写真仕上がりを待つ間、
お母さん、
毎日大変ですよね。
でもあなたのお子さんは
こんなにすくすく育っていますよ。
お母さんのおかげですよ。
お母さんが
毎日頑張っているからですよ・・・。
という風に
その日の撮影写真とメッセージを
組み合わせて、
まるで結婚式の最後に流れるような
メッセージムービーが流れるんだそう。
ほんでもって
本気の自然な表情で映っている
お子さんの写真がスクリーンに
映し出されるので、
そこで感極まって泣き出す
お母さんもいっぱいいる
そうなんですね。
そして
そのムービーを見た
感動の直後に
アルバムやフォトフレームなどの
オプション商品が紹介されるので
追加料金が発生しよーがなんだろーが
オプション商品も
バンバン売れる
という仕組みなんですね。
よく考えたら
なかなか凄い仕組みです^^;)
でもこの戦略のおかげで、
そのスタジオさんには遠方からも
お客さんが来ています。
スタジオからは
一言もカメラの技術の話や、
仕上がりの話はしていません。
ただただ
子どもと仲良くなって
自然な笑顔を撮影する。
そして
お母さんを感動させる。
↑これだけなんですね。
技術やテクニックの宣伝ではなく
買ってもらうために
どうやって相手に感動してもらうか?
写真を撮ることで
どんないいことがあるのか?
をアピールした
とても良いスタジオさんだな・・・。
と改めて思い出す今日この頃です。
それでは今日はこのへんで。
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