英語を半年勉強してみて感じた結果
今年の7月から英語を勉強していますが、
上手に喋れません。
全くメリットを感じさせない文章ですみません。
ここで「私も半年で喋れるようになりました!」と書くことができれば、とてもかっこいいのですし、セールスコピー的にも申し分ない文章だと思いますが、嘘をついても何の意味もありませんので、正直に書きます。
ですが、ここ半年ほど英語に向き合う中で、自分に足りていないものが少しづつ分かってきたような気がしますので、今日はそのことをシェアしたいと思います。
ありがたいことに私に英語を教えてくれている先生は、英語だけを淡々と教えるだけではなく、学ぶ意味や日本人が苦手なことをアドバイスしてくれるので、これまでまともに英語を学んでこなかった私に大変有意義なアドバイスを、いつもしてくださいます。
では、喋れない私に足りていないことを書いていきます。
(あくまでも私の感じた感想でございますので「それは違うぜ!」というご意見もあるかもしれませんが、一英語難民の独り言だと思っていただければ幸いです)
もしかしたら、英語以外のことでも他に上手になりたいと思うことに共通して言えることかもしれませんので、これから書くことが、もし同じような境遇の人に塵ほどでも参考になれば感無量でございます。
その1:圧倒的に喋る量が足りていない
ごくごく当たり前のことですが、英語ぺらぺらになりたいのに、圧倒的に普段喋っていない。
週に1回のレッスンで、1時間だけ喋っても絶対に喋れるようになりません。
毎日少しでもいい、英語を音読することが大切です。
「えー。喋る相手なんかいないぜ無理」というのは言い訳です。(自分に言い聞かせている)
ちなみに、もう時効だと思うのでぶっちゃけ書きますが、私は結婚する数年前にカナダ出身の男性とお付き合いをしていました。
「英語をマスターしたければ、外国人の彼氏、彼女を作ればいい」というのは有名な話ですが、私はこの男性とお付き合いをしても全く英語を喋ることができませんでした。
なぜなら全編日本語で会話していたから。
あと、その当時は「英語喋りたい」という意思がなかったのも大きな理由ですが、もしその男性が英語しか喋ることができなかったら、私の英会話技術も少しは違ったものになっていたように思います。
英会話したければ、英語を使って会話する練習をする。
当たり前のことを書いていますが、本当にそうだとつくづく感じています(自分に言い聞かせている)
では、先ほども書きましたが、喋る相手がいない時はどうすればいいのか?
今ではオンライン英会話教室もあり、簡単に英会話ができますが、お金を使うことなく喋る方法とは何か。
簡単です。
自分の興味のある本を家で音読すること、しかも自分が興味のある内容の本を(自分に以下略)
なぜ興味がある本の方が良いのかという理由は、その2に書きますが、
まずはごく簡単な絵本でもいい、とにかく大きな声を出して喋る、喋る、喋る。
日本語を喋る時の筋肉と、英語を喋る時の筋肉は違うそうですが、その英語筋肉をつけるため、とにかく喋ること。筋トレと同じです。
わからない単語や発音の仕方を調べることはとても重要ですが、家で音読する習慣のない私のような人は、まずはとにかく喋る習慣をつけるべきだと、自分に以下略です。
よく考えたら(いや考えなくても)それは当たり前のことでございます。
ピアノを弾きたい人が、先生とのレッスン以外でピアノを弾いていないわけがないし、野球選手になりたい人が素振りの練習をしていないわけがありません。
筋肉をつけたいひとがジム以外でだらしない生活を・・・ということです。
少し話は逸れますが、私が駆け出しのデザイナーだった頃、当時は20代前半だったので物覚えが良い年代だったことには間違いありませんが、とにかく技術を向上させたい一心でとにかく製作しまくったということを思い出します。製作だけではなく、参考資料をたくさん集め、平日でも休日でも常に「うまくなりたい」という気持ちでした。
10,000時間の法則というのをご存知でしょうか。何事も10,000時間費やせば、それなりのレベルになるという有名な法則です。
英語も例外ではありませんよね。とにかく喋る、10,000時間喋ったらまた違う世界が見えてくるのではないかと思います。
その2:「何のために喋りたいのか」目的は持っているか
なんとなく海外旅行に行った時に喋りたいから、
日常会話ができたらいいな、
という意識ではなく、「英語を喋ってこんな自分になりたい」という目的は超絶大切です。
日常的に英語を使わない私にとって、この目的を持つことは勉強を始めることよりも大切でした。
目標がないと上手にはならない、時間の無駄です。
私がとても幸運だったのは、今お世話になっている先生にレッスンの相談をした際、レッスンを始める前に「目的達成シート」を書くように勧められたことでした。
これを書くことによってレッスンを始める前に「なぜ英語をしゃべりたいのか」「英語を勉強する目的は何か」を明確にできたのはとても意味のあることだったのです。
目的達成シートは別名「マンダラチャート」とも言いますが、あの大谷翔平選手も実践していたことでも有名です。
(これが実際に大谷翔平選手が高校一年生の時に書いたマンダラチャート)
「マンダラチャート」は、株式会社クローバ経営研究所・社長の松村寧雄氏が考案したフレームワーク。
書き方はとても簡単です。
その2:真ん中以外の8マスに「最終的になりたい自分」になるために必要な8個の要素を書く
その3:その8個の要素を中心の9マス以外の8マスの中心に置き、その8個を達成するために必要な行動を書く
要は「なりたい自分になるため」に行動を逆算していくということ。
そうすれば今するべき行動が自然とわかってくる、あとはやるだけ。ということです。
私の最終目的は「海外で仕事をする」ということ。それをするために、今するべきことが出てきます。
マンダラチャートを忘れないように何度も確認することも大切です(自分に以下略)
ですからその1に書いた英語を喋る内容も、自分の興味のある本を一冊買ってそれを読むのが近道だということになります。
その3:執念
先日、とある方にお会いいたしました。
その方は12ヶ国語を喋り、年間1,800冊の読書をされる方だったのですが、
「30歳からは勉強する力が弱まる」という話をそこで聞きました。
もちろん、記憶力の低下など身体的能力の原因も挙げられますが最も大切なのは「勉強するという意思」。
では、30歳を超えた私のような愚民が何かを成し遂げるためにはどうしたらいいのか?との問いに対する答えは
執念の一言でした。
30代を過ぎると「時間がない」という言い訳をして続かない人が殆どです、と。
あー、耳が痛い。耳が痛いです。
人のマインドは年をとるにつれて石のように固くなり、なかなか変わっていかないのだと。それの境目が30歳なのだと。
・・・はい。もう言い訳ができないでございます。
その方のお言葉をここで拝借させてください。“やるか、超やるか”
1と2と3を持続すること
英語にももちろんですが、なりたい自分になるために必要な
「目標を決める」「始める」「続ける」「やめない」という4つの要素。
シンプルなステップですが、たまに忘れそうになってしまうので・・・改めてこの重要さを認識した冷える12月の今日この頃。
自分に言い聞かせるための文章になりましたが、もし同じような思いを持ってる方に少しでも参考になれば、感無量です。
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