探している人に情報を届けられないと存在している意味がない話

今月、ダイレクト出版さんから届いた書籍「エキスパート・シークレット」(ラッセル・ブランソン著)。相変わらず本を読むスピードが遅いのでまだ少しばかりページが残っているのですが、折角なので途中でも色々気づきが多いので今日はこちらの本のポイントを本ブログに残しておきたいと思います。

本書では、自分の経験、技術、能力をビジネスに変えて利益を出すためのポイントが書かれているのですが、発信をし続けてそれをビジネスにしている人たちが口を揃えて言うこととほぼ同じ内容が書かれていますので、また改めて自分の情報を発信し続ける大切さに気づきました。

生まれつき大きなムーブメントを起こせるような人もいますが、大半の人はそうではない、誰にでも、どんな仕事をしている人にも、ムーブメントを起こすチャンスはあり、エキスパートとして利益を出すことが可能だということです。
著者のラッセル・ブランドン氏は、世界中の数千人のエキスパートにコーチングを行って利益を得、謂わば「誰もが憧れる市場」で活躍していますが、昔は学生結婚をした上で生活費に苦しく、友人と「ポテト・ガン」(じゃがいもを詰めて発射させる手作りの銃)の作り方を世間に発信したことが、きっかけとなっています。

一番ダメなのは「いや〜、私には無理やわ、そんな資格ないもん」と思うこと。まずは自分をエキスパートと認めることが一番だと本書には書かれています。

本書ではまず冒頭で、かの有名なロバート・キヨサキ氏がこの本のポイントを最初に書いています。

多くの学びや経験、試行錯誤を重ねきたあなたは、この道のエキスパートになっている。
しかし、成長途中の人々の多くは、頑張っていても成長が止まってしまう時期がやって来る。

そこで必要になるのは、
あなたのようなエキスパートが彼らの手助けをすることだ。

そう、あなたは他者に貢献することによって、真に成長し、充実感を味わうことができる。
あなたのメッセージには他者の人生を変える力がある。

その人の人生の適切な時期に適切なメッセージを伝えたなら、その影響は計り知れない。
結婚生活を破綻から救い、事業を興し、会社を成長させ・・・・・・
他にもさまざまな貢献ができる。

だがそのためには、人生を変えたいと助けを求める人の手に、メッセージを届ける方法を知らなければならない。

何万人もの起業家がメッセージを市場に発信するサポートをしてきた著者の技術を学んであなたの経験を富と称賛に変えてほしい。

自分が「当たり前だ」と思っていた技術や経験を発信することの大切さをロバート・キヨサキさんも綴っています。

まず「自分が誰の役に立ちたいか」ということを突き詰めて考えていき、超ニッチなところまで考えていく
例えば「減量をしたい人」に対して役に立ちたいのであれば、「どのような減量をしたい人なのか?」まで考えること。そこの人たちに向かって、自分の経験を発信していけば必ず支持者(ファン)が出現するということです。

間違っているのは、「これなら儲かりそう♪ルンルン」と判断してそこにあり合わせの会社を作ること。自分の経験などを基盤にした新しいニッチの中にこそ、新しいビジネスチャンスがあるということを忘れてはいけないということに気づかされます。そしてブログでも動画でもSNSでも何でも良いのでとにかく発信していくことが大切です。

私も以前は全く発信をしていませんでしたが、
探している人に情報を届けられないと存在している意味がありません。だから、自分の経験や好きなことを発信し続けていくことはとても重要なんですね。

自分の中では「当たり前」と思っていることが、実は人の役に立つ。
デザインは最後に形になるものなので比較的目に見えやすい成果物として完成しますが、これはあくまでも「仕事」としての一連の流れ。
自分自身を棚卸ししてみて「誰を幸せにしたいのか?」を考えて自分自身のミッションを作り、ビジョンを持って、価値を届けられる発信を、仕事以外でも作っていくことが大切ですね。

今月のダイレクト出版の「エキスパート・シークレット」。手元に置いておいてまたいつでも読み直せる一冊にしたいと思います!

それでは今日はこのへんで

\お読みいただきありがとうございます/

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