ロボットと人が働くPepper PARLOR（ペッパーパーラー）に行ってみた話

渋谷に立ち寄ったついでに、今月12月5日に渋谷駅西口にオープンしたばかりの渋谷の新名所「東急プラザ」に寄り道してきました。

“若者の街”の印象が強い渋谷ですが、新オープンしたこちらの東急プラザのターゲットは40歳以上。全フロア一通り見て回りましたが、ショップもレストランも今までのショッピングモールで見かけなかった興味深いテナントが軒を連ねます。

今日はその中で今メディアでも注目されている5階のカフェスペース、「Pepper PARLOR」(ペッパーパーラー)を動画と一緒にご紹介します。

めちゃくちゃ楽しい空間なのでランチタイムにお茶タイムに、ぜひ一度訪れていただきたいスポットでございます^_^

ペッパーくんをはじめロボット達が接客しています

お店の特徴は何と言っても、
ソフトバンクが手掛けたロボット・ペッパーくんと、お料理サーブロボット、お掃除ロボットなど、ロボットさん逹が接客、業務を行なっているところ。

人間の仕事は、現金の取り扱い、お客様を席に案内する、ペッパーくんの使い方をサポートする、調理、食器のお片付けなどです。

私も注文してみることにします。

全てのメニューはセルフオーダー。
座席を案内してもらった後、現金支払いの場合は有人カウンターで、カード支払いの場合は「受付ペッパーくん」にオーダーをします（もちろん支払いは迷うことなくカードです(・∀・)

ペッパーくん、こんにちは^_^

タブレットでオーダーを選びます。
メニューはグルメワッフル(食事系)とスイーツワッフル(デザート系)の他、サラダ、おつまみなどのサイドメニューが中心。

アルコールやソフトドリンクの種類も豊富。スムージーなどプレミアムフルーツドリンクも。数は少ないですが、ヴィーガン用メニューもあります。

価格帯は、
・ワッフル1500円〜
・ドリンク500円〜
という感じ。

（↑世界各国の名物フードを取り入れたメニューが特徴的です。）

また、ワッフルのみですが受付ペッパーくんがオススメメニューを選んでくれるサービスも。
今日はこれを試してみます。

ペッパーくんと顔を合わせると・・・

（ペッパーくんに、じーっと見られます）

年齢や性別、その日の体調を判断してオススメのワッフルを選んでくれます。

オススメしてくれたのは洋梨メープルクリームチーズのワッフルでした。
「今のあなたは元気いっぱい」と言われましたよ^_^

ワッフルの生地は

クラシック
チェダーチーズ
全粒粉
米粉
ひよこ豆

の5種類からチョイスできます。

カードで支払いをして、受付完了のレシートを受け取り、

こちらのカウンターでレシートを提示します。

すると、ショッピングモールのフードコートの注文の際にもらうブザーより少し大きい“基盤”のようなモノを渡されます。

机の上に置き席に座ってキョロキョロしていると、このようにサーブしてくれるロボットが度々通りかかります。

このサーブロボはサーブのみで、トレイからお客様の手元に置くのはセルフか、人間スタッフが手伝うそう。また全席対応ではなくサーブロボが手伝うのは一部の席のみを担当しているんだとか。

「すごいすごーい！わたしのとこにも来てくんないかなー！？」とミーハー感丸出しでそわそわしていると、私のところにも「オマタセシマシタ」と言いながら来てくれました。

モーター音も全然感じずスムーズな横付けです。

こちらがオーダーした洋梨メープルクリームチーズワッフル。ちょっとボリューミーですが美味しかったです。

このサーブロボ、お仕事を終えた後はものすごくスムーズにスーッと厨房に帰っていきます。

「相席ペッパー君」とお話しもできます（要当日予約）

もう一つの特徴は、ペッパー君とお話できる「相席ペッパー」。

ただしこちらは時間が決まっており、決められた時間から90分のみの利用。
また当日のみの予約となっており、事前に受付に相席したい旨を申し出て整理券をもらう必要があります。

後ろの席ではペッパーくんと相席しているお母さん逹が。

一緒に記念写真を撮影したり、占い、ゲームなどが一緒に楽しめるそう。

ペッパーくんにはマイクロソフト社の「りんな」を使ってカフェでよく使用されるワードを学習させてるんだとか。

私もペッパーくんと話したかった(；ω；)

他にも働くロボットがいっぱい

他にもプロのバリスタ・中川亮太さんのハンドドリップ、注ぎ方、蒸らし方を完全再現したバリスタロボットも。

同時に5つのドリップが可能だそうです。

「来店した人との会話を大切にしたい」と話すバリスタの中川亮太氏。

「コーヒーを注いでいる時は真剣そのものですから、お客様との会話もできなくなります。このロボットがハンドドリップをしてくれることで、コーヒーの味を落とさず、お客様と会話する時間を作ってくれます」と、ロボット導入の経緯を説明してくれました。