2019年は男性もメイクをする時代に!?
キターーー!遂に浸透(?)してきた“男性メイク”の本格ビジネス参入のニュース。
これほど“お客様のほしいこと”を形にしたビジネスはない〜!と、とても嬉しい気持ちになったニュースです。
これまで化粧品や保湿クリーム、香水など、スキンケア商品が中心だった男性用コスメの市場ですが、
あのシャネルも、最近初めて男性用のメイク商品を発売。ファンデーションやアイブロウ、さらにはネイルまで(!)男性専用のメイク用品が次々とリリースされています。
今年2019年はさらなる参入も見込まれていて、市場が一気に広がると予想されているそう。
「は?男性のメイクなんてきもちわりー」なんて言う前に、ぜひこちらのニュース(動画)をご覧ください。
参考 男性のメイク、30〜40代に人気のワケ日テレニュース24・疲れているな、と思われたくない
・営業関係でお客様と会うことが多いので、少しでも良く見られたい
など現役バリバリの人たちの悩みを吸い上げた“男性メイクサロン”。
上記リンク先で取り上げられていたこのメイクサロンは予約は1週間先までいっぱい、身だしなみを気にする30〜40代の利用者が多いそう。
シミや目の下のクマをカバーしたり、肌の色や眉を整えたりと、あくまでも「ぱっと見はメイクしているかどうかわからない」という仕上がりですが、「メイクをすることに対してまだまだ抵抗のある男性の気持ち」と、「疲れているように見られたくないという気持ち」の間をうま〜く汲み取っています。
結婚式や披露宴を開催された方なら記憶にあるかも思いますが、ヘアメイクの項目に男性用のメニューがあります。
男性も式の本番前に顔色の補正や眉毛などを整えてもらうのです。(オプション扱いの場合もあるかと思いますので、1万円前後←結婚式価格の料金がかかる式場もあります)
ぱっと見はあまり変わらないように見えますが、後から撮影された写真を見るととても素敵に写っています。
メイクには抵抗がある
だけど顔色を良く見せたい
疲れていると思われたくない
男性とメイクの話をすることなんて、ほぼゼロ。
なのに、女性より繊細な“男性の心の内”を見つけ出し、それを店舗として形にすること。
普段から、お客様(この場合男性)の本当に求めていること、なりたい未来にいつも耳を傾けることがいかに重要か、ということを思わざるをえないニュースです。
信じてやまなかった「思い込み」をちょっと捨ててみること
ちなみにfacebookを見ていると、メイク講座の開催やお誘い、本当に多いです。
あ、これは全て女性向けの話。
・モテメイク講座
・愛されメイク講座
・あなたに合うパーソナルカラーが見つかる講座
・そのメイク間違っています!あなたに合うメイク講座 などなど。
おそらくですが、今の時代メイクが絶望的に下手な女性は多分、いやきっと存在しません。(それかいっそメイクしない主義か)
ドラッグストアに一歩入れば高機能すぎるメイク用品が簡単に変えますし、インスタグラム、さらには美容雑誌を1ページめくれば、メイクのあれこれが十二分すぎるほど掲載されています。(よくあれだけ毎月載せることあるなあ、と感心すらしてしまうほどの情報量)
「起業ブーム」と言われて久しいですが、様々な方が自分の得意な分野で独立し、起業しています。(私もそのうちの一人ですが)
「メイクが好きだから、メイクで独立しました!」という方にもたくさんお会いしました。
ですが、どういう人がメイクを求めているのか、自分のメイクテクはどういう人の役に立てるのか、というのを考えるのは本当に大切。
もしかしたら、ターゲットは、女性ではなく男性かもしれない、とメイクの技術を磨くのと同時に、この感覚をキャッチするアンテナを立てておくことが起業する時に欠かせないことだと私は心底そう思っています。私自身もこのアンテナ感覚を鈍らせないように必死ですが。
思い込みを捨てること。
今まで思い込んでいたターゲットを少し角度を変えて考えてみる、自分のサービスは本当は誰の役に立てるのか考える。
そうすれば、芯から喜んでくれる人・需要のある人を幸せにすることができそうな気がします。
自分の商品やライバルのことを必死に考えるよりも、お客様のことを考えてみること、
男性メイクのニュースから、改めてこの大切さを感じました。
ちなみに、私は男性のメイクには大賛成。
男性美意識談義とかいつか主催してみたいですね〜(デザイナーだから全く関係ないけど)
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