6月19日(2020年)、銀座プランタンの跡地にオープンした「ユニクロ東京」に、先日銀座で用事を済ませた後に行ってきました。
先に一通りお店を見た感想を申し上げると、
ここのユニクロはすごい!
の一言。
ユニクロ銀座店がオープンした時も「ユニクロすごいな」と感じましたが、この店舗も本当に面白く、ちょっと覗くはずが気が付けば1時間半も滞在してしまいました。
それもそのはず。
ユニクロ東京は、
トータルクリエイティブに
あの佐藤可士和氏、
建築&デザインチームは、ヘルツォーク・アンド・ド・ムーロン(←建築界の“ノーベル賞”を受賞したデザインユニット)が携わっているという、
まさに最高峰のクリエイターが
作り上げた空間だったのです。
なので(不要不急の外出は控えた方が良さそうですが)もし銀座にお立ち寄りの際はぜひ一度店内をご覧いただきたいと思います!(ほんと1階を見るだけでも行く価値あります)
SNSでも話題になった屋外のデジタルサイネージ
オープン時にSNSで話題になったこちらのキューブ型のLEDサイン。
店舗の側まで行かないとわかりませんが、キューブ型の看板と、左側の巨大デジタルサイネージの変化が連動しているという美しさです。
大きなスクリーンと迫力ある映像で、つい眺めてしまいます。
2020年8月現在は、新型コロナウイルスの影響で海外からの観光客らしき人は一人もいませんでしたが、もしこの影響がなかったら、間違いなく今頃ユニクロ東京は「新しい東京の観光地」となってたであろうと思いながら、お店に入っていきます。
入り口にはもちろんアルコールスプレー完備。
そしてその後ろにはサーモグラフィ付きの体温測定機が置いてあります。
この機械モニターがついているのですが、測定した人の記録を顔写真と一緒に全て残しているようで、モニターの右を見ると顔と体温が表示されています(すごい)。ちなみに私は36.4度でした。
ユニクロのコンセプトを展示ディスプレイで美しく表現
ユニクロ東京は1階〜4階まで。
1階は
「LifeWear」
「東京から世界を美しく」
などコンセプトに関するものや今話題の商品などが並んでいますが、衣類だけではなくコンセプトを表現した展示ディスプレイがとても印象的です。
SDGsへの取り組みや
建築デザイン、
またコロナウイルスの影響をうけてしまった銀座の店舗を応援するプロジェクトに関するものなど、商品以外の展示物がたくさん。
まるで美術館に設置しているような
美しい展示ディスプレイです。
話題の商品を特設エリアで徹底的に解説
ちょっと驚いたのが
1階の中央部分にある
“LifeWear Square”というエリア。
こちらはコンセプトである“LifeWear”を体現する注目の機能性アイテム、話題のコラボレーションなどを特集するコーナーになっており、2020年8月現在は“エアリズム”の紹介コーナーになっていますが、
とてもアパレルショップと思えない、
博物館のような展示コーナーです。
1階から4階まで吹き抜けになっていて、開放感溢れる空間です。(かっこいいよ)
ここでは、“エアリズム”の機能を実際に体験できる、ピタゴラスイッチのようなオブジェクトが複数置いてあり、その機能を自由に試すことができます。
また現在最前線で勤務されている医療関係者の方々が着用した感想などを放映するモニターも。
恐らく季節によって展示内容が変わると思うので、再訪しても新しい発見がありそうです。
季節によって服を選ぶようにお花も選べる
また1階の隅っこにはフラワーショップが。
花と服には共通点があります。
人々の生活に彩りを与え、
より豊かにしてくれる。
そして季節を感じられる。服を選ぶように、花を選んでほしい。
さあ、花のある生活をはじめよう。
ということで、季節を彩るお花を購入できます。
一輪のものからアレンジメントのものまで種類も豊富で、思わず家に飾りたくなる花が揃っています。
「花のあるお部屋」にいると心豊かに、丁寧に生活できている・・・とイメージする女性はきっと私だけではないはず。
でも我が家では猫が花をバラバラにしたり食べたりするので、残念ながらガマンです(T_T)
コーディネイト提案もデジタルサイネージで
2階と3階はそれぞれ国内最大級の品揃えの
メンズ、ウィメンズアイテムフロア。
2階のウィメンズフロアには
巨大なタッチパネルが設置してあり、ここでコーディネイトとアイテムを閲覧できます。
気になるスタイルにタッチすると、
アイテムの価格と、売り場の場所が瞬時に表示。
売り場の地図も表示されるので、すぐに売り場に移動できます。
4階のUTフロアは必見エリア!
4階は1フロアまるごとUTフロア。
歴代のTシャツがディスプレイされていたり、コラボしたアーティストの情報が展示されているなど、ものすごく充実したフロア。
ここユニクロ東京限定のUTもあります。
またアーティストやファッションに関する書籍も充実してます。
ちなみに1階にもUTコーナーが設置されていますが、
こちらではアンディ・ウォーホールのUTと関連する書籍がディスプレイされています(もちろん購入可能)
(↑このディスプレイデザイン、とても素敵)
オリジナルグッズも作成できます
話を4階に戻しますが、
4階では自分でデザインし
オリジナルグッズを作成できるコーナーがあります。
アイテムは、
Tシャツ(半袖/長袖)、
トートバッグ(大/小)、
キッズ用のカラフルTシャツ
プリントサービスは1,990円〜。
(キッズ用Tシャツは1,500円〜)
また(デザインは決まっていますが)
好きなデザインを選び刺繍も可能です。
設置されているiPadを使って自由にデザインができます。
このデザイン機能が思ってたより充実。
あらかじめ用意した絵などをスキャンして取り込める他、
英語・日本語フォントで
タイポグラフィックを作れたり、
自由にペイントできたり、
既に用意されているスタンプを使い
自由にオブジェを配置できたり
(ちなみにこのスタンプの種類が超豊富。
現在はポケモンのスタンプもあります)
なので
子どもだけではなく
大人も楽しめるデザインを
制作できます。
席が余っていたので私も試しにやってみます^_^
ペイント機能を使ってみますが・・・、
設定されているペイントブラシフォーマットがTシャツに適した絶妙なテクスチャーです。
これは楽しい^_^
トートバッグにもデザインできます。
親子でお揃いにしたり、
何かの記念に作るのもいいなあ〜、
と思いながら調子に乗ってあれこれiPadを触っていると、いつの間にかコーナーは満員状態になっており、隣では小学生くらいの女の子が待っていました。(ごめんね)
この子はおうちで書いた絵をTシャツにしたくて持ってきたそうです。
Tシャツプリントも最近ではカメラ屋さんでもできますが、こうやってユニクロで体験できると分かれば、一度やってもらいたくなります。
今日のまとめですよ
少しだけ見るはずが、結局がっつり堪能してしまうほど、充実した内容で面白い空間だったユニクロ東京。
商品だけを陳列するのではなく、
そこに「ストーリー」や「体験」など
共感を得て、人に話したくなる要素がたくさんあるお店でした。
店内のディスプレイもグラフィックも
めちゃくちゃ素敵だったのですが、
ユニクロのチラシが20年前と変わらず
↑コレなのには、
店舗の洗練されたデザインとは逆に
敷居の高さを感じず、親みを覚えます。
(このチラシ、店内にも置いてあります)
おまけ
結局購入しませんでしたが、
デニムを試着しました。
試着室の中の鏡は、
通常のアパレルショップだと
前姿しか確認できないですが、
ユニクロ東京の試着室は
鏡が前と後ろについており
後ろ姿もバッチリ確認することができます!
これはなかなか嬉しいポイントでした^_^
それでは今日はこのへんで
\お読みいただきありがとうございます/
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