※今日の内容は仕事にもデザインにもコピーにも全く関係なく、誰の役にも立ちません。なのでタイトルでご興味を持てない方は、そっと画面を閉じていただだくことをオススメしますm(_ _)m
※しかも長文です。4000文字近くあります。
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先日、
40歳にして人生初
「機動戦士ガンダム」
全43話を鑑賞しました。
視聴したのは、いわゆる「ファーストガンダム」と呼ばれ、今から約40年前の1979年〜80年にかけて放送され、歴代シリーズの“原点”とも言われている作品です。
アニメーション作品に、これまでほとんど触れることなく生きてきた私は、
生涯を通じ
ガンダムを
見ることはない
と思っていました。
ちなみに、過去に“視聴した”と胸を張って言えるTVアニメ番組は、
・ドラえもん
・ドラゴンボールZ
・ちびまる子ちゃん くらい。
なので当然、ガンダムについても全く知識ナシ。
私が今まで知っていたガンダムの知識は以下の5点。
- 「モビルスーツ」と呼ばれるロボットのようなものに乗って戦う
- 宇宙が舞台
- 主人公がぶたれるシーンが非常に有名である
- 名言が多いらしい
- グッズが今でもいっぱい出てる
要するに
これまで個人的に
興味が持てない作品だった
わけです。
ところがある日ふと、
今まで生きてきた中で、バイト先や会社などで出会った人(主に男性)や、度々目にする商品化されているグッズのことを思い出したのです。
↓過去に出会った人の一例
- バイト先の休憩室で、録画したビデオを食堂で勝手に再生している人
- 特定の赤いグッズを集めている先輩
- ケータイの待ち受けがガンダムらしき絵面
- デスクの上にモビスルーツらしきものをキレイに並べて飾っている営業の人
- 「自分はあの作品に登場していた」と真剣に語る人
- 飲み会で永遠とその魅力について語る人
↓2019年に某高級デパートの上階で見かけた超高級マッサージ機(値段も高級だった)
そしてその極め付けが、夫。
夫はいわゆる“アニメオタク”ですが、その中でもガンダムに対する愛は別格。
一体、ガンダムの何が
彼らをここまで
掻き立てているのか
なぜ今だに
様々な価格のグッズが
発売され続けるのか
それが気になってきた私は、
「アニメにもガンダムにもあまり興味ないけど、見てみるか・・・」と決心。
ネットフリックスで検索し、この年齢にして初めて機動戦士ガンダム全43話を鑑賞することにしたのです。
いや、鑑賞というか履修です。
そして今日のブログは、その感想などをまとめただけの内容です。
40歳の女が前知識をほとんど持たずにガンダム(初代)を全話視聴した率直な感想
ダラダラ書いていても眠たくなるだけなので、先に全話視聴した感想を。
深い、
深すぎる
話が深すぎる。
深すぎてビビる。
そして謝罪したい。
アニメだと思って
舐めてかかってたことを。
これが今から約40年前に子ども向けのアニメーションとして、放送されていたという事実を再確認しさらにビビる。
感動のあまり、
最終回の最後は泣いた
要するに「それくらい感動した」
というのが率直な感想なのであります。
ちなみに
アニメ作品で涙を流すのは
「火垂るの墓」以来です。
主人公のアムロ・レイの成長は言うまでもないけれど、それを取り巻く様々な人と、その人たちの思い、哀しみ。そして敵対するジオン軍の人間模様。
単なる味方VS敵に分かれて戦う話じゃない、壮絶な話でございました。
マジで壮絶だった。
追求したくなるリアルすぎる描写がすごい
あと
描写がリアル
キャラクターやモビルスーツの設定、台詞の言い回しがリアルすぎて、「これは追求したくなるわな・・・」と感じる要素がてんこ盛り。
正直、途中で
「え、これ大丈夫?紙芝居っぽくない?」と感じるようなクオリティの絵が登場する場面もあったのだけど(あるよね?)
それを感じさせないキャラクターの描き方とストーリー展開に、段々のめり込んでいきました。
これは
みんなで集まって話したら
絶対楽しくなるやつに
間違いありません。
(つまんなかったら途中で見るのやめよ♪)と思っていた自分が信じられない・・・。
最初は(なんかダサい・・・←超失礼)と思っていたオープニングテーマも、
回が進むにつれて
きど〜ぉせんし〜♪ ♪
ガン〜ダム〜♪
ガ・ン・ダ・ム♪♪
と一緒に口ずさむくらいまでになった自分が信じられない・・・。
参考文献のおかげでさらに理解を深める
解説者(夫)が
「初めてさんはこれを読むといいよ」
「わからないところは
いつでも聞いてね(★ゝω・)b⌒☆」
と事前に貸してくれたのが、
こちらの二冊↓
1話づつの解説が書かれてあり、劇中の設定、場所についての世界地図などの解説が満載の、参考文献です。
アニメーションといえども、そのリアルすぎる戦争を描いた独特の言い回しに最初はついていけず、
・先に2話ほど鑑賞
↓
・参考文献で単語や状況などを復習
↓
・再び同じ2話を見る
という方法を、最初繰り返していていたところ
まるでスルメのように
見れば見るほど
味が出る
という感覚を
感じたのであります。
ちなみに、序盤は勝手に一人で観ていたのですが、物語が中盤に入り、
解説者から「俺が帰るまで観るのを待ってくれ」との要望が。
既に何百回も観ているであろうに、また観たくなる魅力があるのですね。
40歳の女が前知識をほとんど持たずにガンダム(初代)を全話視聴して好きになったキャラクター3選
3人に絞るのは苦しかったけれど、敢えて3人を選んでみました^_^
<ランバ・ラル大尉>
めちゃくちゃかっこいい。
内縁のご夫人、ハモン様も超素敵。
厳しいけれど、部下思い、女性思いの優しい人。
<ドズル・ザビ中将>
めちゃくちゃかっこいい。
あの「やらせはせん!やらせはせんぞー!」のシーンを観た時は、画面に釘付けになってしまいました。
↑ちなみにこれが名言であり、ガンダム屈指の名場面と知ったのは、後のこと。
ちなみに、
本作を見る前、解説者(夫)からは
「もしよそで“好きなキャラクターは?”って聞かれたら、“ドズル”って答えるんだよ。」
と言われて、
最初は「は?」と思ったのだけど、
今は心からそう思える。
<フラウ・ボゥ>
登場するどの女性キャラも、それぞれ勇ましかったのだけど、彼女には共感を覚える女の子らしい部分が垣間見えて、純粋に可愛いなあと思ったり。
19話で「さっきの女の人が見ていたから、私と手を繋ぐのやめたんでしょ!」は、本当にこの年頃の女の子が言いそうなリアルなセリフです。
<番外編>
\ガルマ・ザビ/
ガルマ様、イケメン💕
紫色の髪色も素敵💕
もし若い時に本作を見ていたら、絶対ガルマ様担当になっていた。無条件でかっこいいガルマ様。
ここがよくわかんないので、誰か知っている方教えてください
<なぜ時々入浴シーンがはさまるのか?>
「いや、今のシーン別にいらんでしょ!?」と感じる入浴シーン。
解説者(夫)曰く、
「昔のアニメには必要不可欠なシーンだった」と言っていますが、謎でしかない。
そーいえば、セイラさんとミライさんが水着になっているシーンもあった。これも必要なの??
<マ・クベ氏の「あれは、いいものだ!」の「あれ」は壺なの?>
37話のラストで
「ウラガン!
あれをキシリア様に届けてくれよ、
あれは、いいものだ!」
と叫び戦死するマ・クベ氏。
その時一瞬「あれ」が映るのだけど、
結局「あれ」って
何なの?
壺??
それを解説者(夫)に尋ねたところ、北宋時代の陶器などなどのくだりは教えてくれたのだけど、結局何なのか不明。
・・・と思っていたら、
「マ・クベの壺」で実際に商品化されていることを後から知って驚愕(しかもいいお値段)。(メルカリにもいっぱいあった)
なんと今年2021年5月には
「あれはいいものだシリーズ」の
- Tシャツ(マ・クベ氏とあれのプリント入り)
- トートバッグ(あれのプリント入り)
- マスコットポーチ(モチーフはもちろんあれ)
が商品化されており現在は全て完売。
画像引用元:バンダイ公式サイト
そして何と
「あれ」がモチーフになった醤油入れもあった。
画像引用元:ガンダムインフォ
どうやらガンダムカフェに行ったら売っているそうな。(実際の在庫状況はお店にお問い合わせください)
すごい!
「あれ」の醤油差し!
そしてこれらが完売しているという真実・・・。
恐るべし需要と供給の実態を垣間見た気がします。
あ、結局詰まるところ
やっぱり壺なんだろうか??
音色も
良い感じの
壺
ってことでいいのかな??
全話を見終わった後、生活がこうなった
これまで家中に転がっていた
ガンダムグッズの一つひとつが
輝かしく見えるようになりました。
↑こちらは「ガンダム展」で夫が私に買ってきた名台詞入りの手ぬぐい。
↑ガンダムに関する大量の書籍、関連グッズ
↑家の至るとこに飾ってあったMSのフィギュア (埃と猫の毛がついているのでちゃんとお掃除してほしい>_<)
↑ガンダムのプラモデル。
↑「理想の紫色を作るのに苦労した」と語られたドムのプラモデル。
もらった時は
何この手ぬぐい??(-_-)
状態だったのに
今では
どこかに飾ろうかな(^^♪)ルン
状態に
新しい世界が
広がる
まさにそんな感覚です。
今日のまとめですよ
書き殴っていたら4000文字近くになってしまった・・・。
こんな文章をここまで読んでくださったあなたには、感謝しかありませんm(_ _)m
いや、しかし
世界は広い。
まだまだ私の知らない世界がたくさんある。
そんなことを感じている今日この頃です。
これはガンダムに限らずですが、
興味がないものにも
一度触れてみる
ことの重大さをめっちゃ再確認。
こうして人は成長していくのだと実感です。
この後のガンダムシリーズも時間を作って見ていこうと思います^_^(そして死ぬ頃には私も立派なガンオタに)
それでは今日はこのへんで
\お読みいただきありがとうございます/
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ダイターン3、ザンボット3、エルガイム、ダンバイン、ザブングル、etc.
富野作品で感動できるなら現在に至るまでの全てを見るべき。
死ぬまでに観ておかないと絶対に損をする。
教えていただきありがとうございます。拝見させていただきます!
初めまして
嫌でなければ、ガンダムの続編Zガンダムも見て下さい。
また、お時間あれば、宇宙戦艦ヤマト 1974年放送のオリジナルのものを。
コメントありがとうございます。そうですね、ガンダムの続編も拝見せねばなりません。折を見まして必ず鑑賞させていただきます!
ありがとうございます。Zガンダムも拝見させていただきます!ヤマトは昔は苦手意識がございましたが今なら冷静に拝聴できそうです、
劇場版3部作は観られましたか?。
若干継ぎはぎ感はありますが3作目「めぐりあい宇宙」編は絵もきれいでよくまとまっています。
個人的にはガンダムはファーストで完結してます。
あのラストは本当にいい終わり方でした。
ライダーす〜さん、コメントをありがとうございます。
劇場版3部作、拝見いたしました。と申しますか、私がガンダムを視聴するきっかけになった出来事は、夫が自宅のテレビで毎度毎度ことあるごとにガンダム劇場版のブルーレイ(DVDだったかもしれません)を再生していたからでございます。
その時は洗い物などを家事をしながら横目でちらっと観るくらいで興味も湧かず「なんでこんな戦いのアニメばっかり・・・怒」と感じておりました。機動戦士ガンダムという作品がテレビで毎週放映されていたアニメ番組だったことも知らなかったくらいです。映画作品だと思っておりました。
それから月日が流れてついにガンダムを履修しようと決意した時、劇場版を見た方が時短で済むとも一瞬思いました。しかしそれでは作品をちゃんと理解できないと思い直しテレビ版を拝聴したというくだりです。
そしてテレビ版を視聴した後にもちろん劇場版123も全て拝聴しました。劇場版3最後の描き方は本当に美しくテレビ版とはまた違った感動がありました。個人的にはニュータイプの説明がテレビ版よりも少し詳しく描かれている気がしており、そういう点にも新しい発見がありました。
劇場版の挿入歌も自宅で頻繁に流れていたので、画面を見ずともついに自然に覚えてしまいました・・・。最初は「何この歌??」と思っていましたが、今ではいい歌だなと感じています^^;)
テレビ版にも劇場版にも両方好きなところがあり、こうやって思い出すとまた鑑賞したくなります。思い出させていただいてありがとうございます!
セイラたちの水着シーンは、スペースコロニー育ちにとっての娯楽なんですね。
宇宙暮らしにとって直射日光に体を晒すのは地球暮らしの特権
高度な道楽であり憧れ、せっかく地球に来ていて
時間があるからという表現なんです。
あおきさん、コメントありがとうございます!
ガンダムのブログ・・・すみません、文章が粗いのでリライトしようと思っておりました^^;)
水着、入浴シーンはやはり必要な表現なのですね。そういう箇所にも戦争の悲惨さなどが表現されているかと思いますと、また違った見方でガンダムを視聴できます。
大切な気付きをありがとうございます!
はじめまして。最後まで面白いお話でした。ありがとうございます。
大和田秀樹先生の漫画「ガンダムを創った男たち。」も事実を基にしたフィクションではありますけど、ファーストガンダム制作のクリエイターたちや時代がどんな雰囲気だったか伝わるのでオススメしたいです。
また続きがあったら読みたいです。
きど兄さん、コメントありがとうございました。面白いとのお言葉・・・とても嬉しいです。こちらこそありがとうございます!!
漫画のご紹介もありがとうございます。私自身小さい存在ではありますがモノを作っている身分でして、当時のクリエイターさんのお仕事内容や雰囲気などを拝見することはとても大事な機会を捉えております。ご教示いただけて大変嬉しいです!アマゾンなどなどで探してみたいと思います!
見ていただいてありがとうございます。
私は関係者でも何でもありませんが嬉しいです。
逆の立場で考えて少女漫画を今から興味を持って見るのは、
時間的にも精神的にも躊躇するので、
とても素晴らしい姿勢だと思います。
私のお勧めは「機動戦士ガンダム0083」です。
時系列で初代ガンダムと関連しているのと、
全13話なので見やすいかと思います。
温泉さん、ご覧いただき誠にありがとうございます。
リアルタイム等でご覧いただき長年作品を愛されていたお方だとお察し申し上げます。こちらこそ素晴らしい作品に出会えたことに感謝を申し上げます。ファンの皆様がガンダムについて語ってくださっているおかげです。
次に見る作品・・・リストアップしております。0083も多くの方に薦めていただきました。13話という見やすさもハードルが若干下がる思いでございます^^;)ご教示いただき光栄です!
Zガンダムはスポンサーから「ガンダムと同じぐらい玩具の売れる番組が作れないならガンダムの続編を作れ」と言われたカントクがイヤイヤ作った作品なので、せっかくガンダムで感動した人には見ないで欲しいというのがホンネ。
ミナトクさん、コメントありがとうございます!
様々な大人の事情がある作品もあるのですね・・・。教えていただきありがとうございます!
ガンダム沼にようこそ😆簡単なキットもあるのでご主人に指南いただいて、ガンプラ作ってみてください。更に楽しいですよ😃
しんしん777さん、コメントありがとうございます。
ガンダム沼・・・なかなか深そうです^^;)プラモについては最初本当に全然知らなくて、あの色を全部自分で塗る、ということが衝撃的でした。夫は「もう一度作りたい」と言っていますので、、、チャレンジしてみようとは思っています!^^;)
はじめまして、一人のガンオタとして嬉しくて楽しく読ませていただきました。(*^_^*)
マ・クベの壺の件ですが(他の方が答えていたらスルーして下さい)、安彦良和さんがどこかで話していたのですが「あれはいいものだ」という一言で、壺を「いい壺」だと理解できる人物、マ・クベ=インテリ知識人である事を富野監督が視聴者に理解させる為の小道具として使ったのがマ・クベの壺だったようです。
これを聞いたときにはネタとしか思っていなかった自分を少し恥じました(笑)。
オトミノズキ44さん、コメントをいただきましてありがとうざいます。
あの壺にはそのような意図が含まれていたのですね。教えていただき感謝です。戦いやモビルスーツに知見がなかった私にとって、マ・クベ様のくだりはとても印象に残っておりまして、ガンダムの登場人物の中でマ・クベ様はとても好きなキャラクターの一人です。声優の塩沢さんのお声も素敵でしたね。
ガンダムの記事、ちょっとツメが甘くてまたリライトさせていただきます^^;)また見に来てやってくださいm(_ _)m コメントいただきありがとうございました。
はじまして。
イデオンとこちらの記事、ともに拝読させて頂きました。
ヲタの悪いところで、自分と同じものに興味を持っているかも知れないと思うと、ついついオススメしたくなってしまいました。
私のオススメはターンAガンダムです。
黒富野の傑作がイデオンなら、白富野の傑作はターンAだと思っています。
全てのガンダムの終着点と位置づけられた(富野監督の現時点での最新作ガンダムGのレコンギスタへのインタビューで覆すような発言もされてはいますが)本作の最終回ラスト7分ほど、美しいアニメーションはそうそう無いと思います。
ターンAも劇場版はありますが、どうしても駆け足なうえ、BGMも変更されてしまっていたりすので、長くて恐縮ですがやはりオススメはTV版です。
ガンダムに世界名作劇場の風味を加えたかのような雰囲気も併せ持つこの名作を、いつか鑑賞して頂けたらと願います。
長文、失礼いたしました。
はだか太郎さん、コメントをいただきありがとうございます。ガンダムの記事をお読みいただき光栄です。
また、おすすめを教えていただいてありがとうございます。40歳を過ぎてまさか富野監督の作品に魅了されるとは、全く想像していませんでしたので^^;)「これから観るべき作品」の中にターンAガンダムも加えさせていただきますね。
今は配信が本当に充実しているので、私にとってはとてもありがたい環境です。
また他の作品も鑑賞したらログを残しますので、また読んでいただけると嬉しいです!コメントありがとうございました。