以前、アドビのイラストレーターを使うとワードには戻れないよ!という話をブログに書きました。
その記事はコチラ
第一印象で心を掴める!コピーライティングの印象が格段に良くなる!Adobeソフトを使うことのススメ。
私のようなデザイナー、クリエイターにとってAdobeのソフトは毎日使うソフトなのですが、自由度の高いレイアウト操作、写真配置が可能なので、プレゼン資料や各種提案資料、簡単なラフ案を作るビジネスマン達にとっても、使っていただいて損はないソフトだと思っています。
そんな“イラストレーター”を含む“AdobeCC”を契約すると、現在ではデザイン制作だけでなく、クリエイティブワークのほぼ全てを網羅することのできるソフトが使うことができます。
15年前からAdobeソフトを使っている私からいたしますと、まさに「朝喫茶店でトーストのモーニングセットを頼んだら、うどんとあんみつがついてくる」ような中部地方のモーニングと同じような衝撃です。
覚えるのに少々コツは必要なソフトもありますが、自分で覚えてしまえば、難しい専門作業を外注に頼む必要なんてなくなるなんとも本当に便利な世の中になりました。(だからこそ私たちデザイナーは単にデザインだけできる人間に収まらず、コピーを書くことやディレクションの知識をつけないと死んでしまうのですが)
今日は、今更ですが私が契約している“AdobeCC”で、イラストレーター/フォトショップ以外に私がイチオシしたいAdobe Fontについて紹介します。
Adobe Fontとは。
15,000を超えるフォントが無制限で使用できるAdobeのサービスです。
なんといっても魅力なのは、キャッチコピーを力強く謳いたいファーストビューや、セールスコピーの文章デザインにぴったりの「モリサワフォント」が使えるという点。
「モリサワフォント」をご存知ない方のために簡単に説明をしますと、世間で見かける広告や本の表紙、ほとんどの媒体のメインに使われている文章は、少しおおさげさにいうと殆どが「モリサワフォント」と言っても過言ではありません。
「モリサワフォント」のゴシック体と明朝体を一つづつダウンロードして使うだけでも、プレゼン資料やコピーライティングの原稿が、見違えるほど迫力を増します。
私は制作メインのヘビーユーザーですし、最近では中国語のランディングページも作る機会が多いので、さらに追加料金を支払って「モリサワフォント」を年間契約していますが、そこまでフォントの種類は必要ない場合は、このAdobe Font内で使用できるモリサワフォントで十二分かと思います。
さらに魅力的なのは、女性向けの広告やランディングページの見出しに最適なフォント、ちょっと他と差をつけたい時やアクセントを入れたい時に最適なフォントも数多く収録されており、無制限で使うことができる点です。
今から15年ほど前はこのようなサービスはありませんでした。
イラストレーターだけで十何万、フォトショップだけで十何万、フォントの契約に年間数万円、さらに使いたいフォントは1つ2〜3万で購入。と全て会社が払ってくれていましたが、それにしてもデザインを制作するために必要な環境を揃えるためには、結構な経費がかかっていました。
そ・れ・が、
今や月額4,980円(税抜)の契約をするだけで、全て使い放題なわけでございます。
長い目で見ると使う経費も比例してかさんでいきますが「そこまで専門的には使わないけれど、初めてみたい」と思う人に対して、随分手が出やすい価格になったのではないでしょうか。
フォントの種類を選ぶ作業は、広告・ランディングページを作る上で最も重要な作業と言っても過言ではありません。選び方一つで印象も変わってくる大切な要素です。
「えー。そうは言っても、たかが文字一個でそんなに変わらないんじゃね?」と言うなかれでございます。
プロのデザイナーとそうでない方の差が一番どこに出るのか、それは他でもない文字の置き方・選び方です。すぐにわかります。これはプロが作ったものか、そうではない方が作ったものか、瞬時に判断することができるくらい、文字の種類を選ぶこと、置き方は大切な工程なのです。
逆を申せば、文字を選ぶことにちょっと時間を使うだけで、プロのデザイナーでなくとも、相手の第一印象を「おっ!」と惹きつけることが可能ということです。
前回も書きましたが、これはワード・エクセルには無い機能。
フォントの美しさを比べても、Adobeフォントに収録されているものには敵わないのではないでしょうか。
ちなみに、遊びや個人のおしゃんてぃ年賀状なんかに使いたい英文フォントもたくさん収録されていますので、文字で遊んでも面白いです。
使い方には少々ポイントがありますが、間違っても爆発なんてしませんし、まずはいじって遊んでみる。
クリエティブ心の原点を大切にして、ぜひビジネマスンのみなさまに取り入れていただきたいツールでございます!
コメントを残す