“泊まれる本屋”で話題の「BOOK AND BED TOKYO 心斎橋」の宿泊レポ

本屋さんとホステルを合体したような独自のコンセプトと、おしゃれな内装でSNSでも話題になっている、“泊まれる本屋”、BOOK AND BED TOKYO 心斎橋に宿泊してきました。

既に東京(浅草・新宿・池袋)と京都、福岡にもありますが、昨年2018年にオープンした大阪心斎橋店。
店内には置いてある雑誌と書籍を読んでも、空いているソファで眠っても、PC作業をしてもOK。また一緒に営業しているカフェで注文したドリンクやフードも室内で飲食でき、宿泊をしなくても
・カフェのみの利用(11時〜20時)
・日中だけの利用(13時〜18時/シャワーは使用不可/1時間540円、フリータイム1,620円、土日祝はプラス100円)
も可能です。

(こちらは夜の雰囲気)

雑誌はもちろん、

コミック類。

外国人の利用者も多いため、日本生まれの漫画の英訳版も充実。

エッセイなどなど。

アート関連。

サイエンスや宇宙の話。

ビジネス書。

猫(重要)

絵本(子どもさんも宿泊できるので)

などなどなどなど〜、

何日かかけて泊まっても全然飽きないくらい本当にめちゃくちゃ楽しいところ!
本好きさんには堪らない空間です。

一人でシングルスペースに実際に泊まってみることに

最寄駅は大阪メトロ心斎橋駅。1番出口から徒歩1分。大丸心斎橋店からも徒歩1分の便利な場所にあります。

3階までエレベータで昇ると

すぐ左側がBOOK AND TOKYO 心斎橋店のエントランス。

キッチンを併設した受付があり、ここでチェックインやカフェメニューの注文ができます。手前に見えるスペースは宿泊者以外でも利用できるカフェスペース。
コンクリート仕立てでとても洗練された印象です。

この先は左側に見えるグレーの扉を入って(要カードキー)宿泊者orデイタイム利用者のみが利用できるスペースです。

宿帳に記入して、めちゃくちゃフレンドリーなスタッフさんから宿泊についての説明をしてもらいます。スタッフの方達はみなさん20代前半〜25歳くらいまでのようなとても若々しい方ばかり^_^

「大阪は初めてですか?^_^」とか
「昨晩は良く眠れました?」などいろいろ会話を振ってくれます。

一通り説明を受けて、自分の宿泊スペースを案内されます。

下の写真に写っているカーテンで仕切ってあるところが宿泊スペース。約80cm四方の小さい入り口。2階建になっており、作りはまさにカプセルホテルと同じです。

こちらが実際に使ったシングルスペース。(エクスペディアで予約したので今回はシングル1泊4,530円也。※予約時期や空室状況により変動します)

狭いです。
(広さ幅90、奥行き200cm、高さは100cmくらい)
立って着替えられません(笑)

狭いけれど、私個人の感想は一人だと全然十分の大きさ。むしろこの狭さが妙に落ち着きます。実際ここに寝そべって夜中に読書をしましたが、押入れの中で本を読んでいるような感覚で楽しいです!

超大の字で眠りたい人、荷物をアレコレ広げたい人は、お一人でもダブルルームを予約されるといいかもしれません。(公式サイトでは1泊8,400円)

ちなみにこちらはこの中で一番高級なスーペリアルーム(公式サイトでは1泊12,000円)。幅140、奥行き270cm。スーペリア、と言っても鍵のかかる個室ではなくカーテンで仕切られているだけですが・・・。

シーツなどは自分でセッティングですが、狭いので少々やりにくいのが難点。肝心の寝心地ですが、少々かけ布団が軽すぎて少しだけ物足りない感じがありましたが意外と快適です。枕も心地よかったです。

宿泊スペースの設備

・かけ布団1枚、枕1つ、シーツ類
・セーフティーボックス(暗証番号タイプ)
・ハンガー2本
・電源2つ
・明るさを調整できる暖かい光タイプのライト
・もちろんWi-fy完備

注)有料のもの
タオル(162円)、パジャマ(540円)、歯磨き(100円)、カミソリ(150円)
耳栓は無料

(有料のパジャマ/白とネイビーから選べます)

ちょっと嬉しいポイント

・小さいけど朝と夜を感じられるカーテン付きの小窓が付いている
・入り口のカーテンは二重になっているところ(←特に女性には大事かと)
・スリッパが付いている!(ありがたい)

やや不便なポイント


・荷物置き場はちょっとだけ
↑宿泊スペースの方の下に高さ30〜40cmほどのカーテンがついているのですが、荷物はここにしか入りません。

私は機内持ち込み用のスーツケースでしたので、このスペースにスッポリ収まり南京錠をかけて置いていましたが、それ以上の大きいスーツケースは入りません。外側に置くしかないのですが、通路が狭いので少し邪魔になるかも・・・。
なのでスタッフの人に別スペースでの保管をお願いする必要があります。(別スペースの保管は無料)

・宿泊スペース内にゴミ箱無し
またスペース内にはゴミ箱がないので、これが意外と不便だった・・・(ゴミ箱は洗面所のみ設置)
コンビニの袋などを1枚持っていくとゴミ箱代わりに重宝しそうです。

気になる隣の人のいびき、話し声は?

男女共用ドミトリーで最も気になるところだと思いますが、たまたまなのか「気になって眠れない」と思った音は一切ありませんでした。深夜0時以降は照明が落とされ、シャワールームに設置してあるドライヤーも使えなくなります(翌朝7時まで)。なのですんごい静か。
むしろ心斎橋で騒いでいる人たちの声の方が大きいです(笑)

気になる方はフロントで耳栓(こちらは無料)がもらえますので使ってください。

水回りも設備もキレイです

シャワースペース、トイレとも共用ですが、一応男女で使用できるスペースが分かれています。

こちらは女性専用のシャワースペース

シャンプー、リンス、ボディソープは備え付けのが用意されています。
トイレにはウオッシュレット付き。共用ですが清潔な印象です。

注意
ドライヤーの使用は無料ですが、深夜0時〜朝7時までは使用禁止です。0時を過ぎるとドライヤーは全て撤去されますのでご注意を

カフェのフードやドリンク類

BOOK AND BEDのテーマカラーは「黒」。
スタッフの皆さんは私服ですが、どうやらドレスコードも黒らしく、皆さん黒中心のコーディネートをしています。

そして、提供されるフード類も
黒中心。

竹炭(チャコール)を混ぜ、ドリンクもフードも黒くコーディネートされて出てきます。

こちらは、カフェラテと心斎橋店オンリーの“KOBORERU”アボガトサンド。(ドリンクとセットで1,000円)

こちらはバナナラテとストロベリーサンド。

なんでも「こぼれる(KOBORERU)瞬間が一番美しい」というコンセプトのもと、全てちょっと「こぼれている」ところが表現されたままサーブされます。

竹炭が混じったブレッドは美味しく、サンドウイッチ、ドリンクも美味しいですが、フードはこのサンドウィッチ類、後はアイスクリーム(こちらも黒いアイス)のみ。
ドリンクもビールが数種類ありますが、コーヒー、ラテ、紅茶類オンリー。

種類は決して多くはなく(サンドウィッチはいちごかバナナ、アボカトかピザ)しかもかなり割高。

私は今回初宿泊だったのでフードもオーダーしましたが、次回からはこのBOOK AND BED 心斎橋が入っているビルの1階にある「俺のBakery」のサンドウィッチを食べようかと思っています。

BOOK AND BED 心斎橋のまとめ

外出先から早めに帰ってきて、
本をじっくり読むのが
このホステルを最大限に楽しむコツです!!

遅くまで遊んで疲れて帰ってきて、そのままシャワー&即寝だと、ここに宿泊する意味がなくなってしまうので(笑)

置いている書籍や雑誌は年代物でなかなか普段出会えないようなものや、普段自分では購入しないようなものまで、様々なジャンルがあります。

私も深夜帰宅したため120%満喫できず就寝(T_T)少々悔いが残る宿泊に・・・。
また大阪に来た際はゆっくりステイしたいホステルでした。

たまたまかもしれませんが、女性の宿泊者が多いように感じられた気が(カフェメニューは明らかに女性向けだし)スタッフさんにも女性がいますので、ホステル初めてさんでも心配しなくて大丈夫かと思います。

MEMO
BOOK AND BED SHINSAIBASHI
住所:大阪府大阪市中央区東心斎橋1丁目19-11 ウナギダニスクエア 3階
(大阪メトロ心斎橋駅から徒歩1分)
TEL: 06-4963-3701
公式サイト、ご予約はコチラから
http://bookandbedtokyo.com/

※エクスペディアなどでも予約可能です。

それでは今日はこの辺で。

 

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