毎年8月6日に思うこと

今日は8月6日。
毎年この日はできるだけ原爆慰霊祭の中継を見て一緒に黙祷するようにしています。

今から30年近く前の話ですが
小学3年から卒業するまでの3年間、私は父の仕事の都合で3年間広島市に住んでいました。

広島の人にとって8月6日というのはかなり特別な日で、当時住んでいた地域には8時15分になると区役所からサイレンの音が流れて、隣に住んでたおばあちゃんはちゃんと黙祷しているし、広島市内には「ひろでん」という路面電車が走っているのですがそれも8時15分になると1分間停車していたように記憶しています。

当時通っていた小学校では、戦争や原爆のことをたくさん教えてもらいました。

今はもう他界した私の祖父母は戦争の話をほとんどしてくれなかったので、この小学校で歴史の授業内での学習はもちろん、原爆資料館の見学があったり、実際に原爆を体験した語り部の人の話を聞く会が催されたり、今思うとたった3年の間、子供ながらにかなり貴重な体験をしてきたように思います。

本当に広島ではいろんなことを教わりました。

来月、広島に行く用事ができそうなのでリニューアルされた原爆資料館にも機会を作って立ち寄ってみたいと思います。

原爆資料館は過去最大のリニューアルをし、資料館を象徴していた「被爆者の人形」や「爆心地を説明する模型」は全て撤去。遺品や当時の写真一つひとつを丁寧に展示し、その遺品の持ち主や写真のストーリーを詳しく紹介し、原爆の恐ろしさをただ単に事実や数字、資料だけで説明するのではなく、人にスポットを当てその悲惨さを訴える展示内容に変更されているそうです。

本当に毎年この時期になると
生かされていることを実感して感謝やね、
と思います。

あの小学生の頃に聞いた
「生きたくても生きれなかった人達がたくさんいた」
ことを思い出すと、このように思わざるを得ません。

広告の仕事が今のように自由にできるのも、つい80年ほど前には難しかったことです。それが今は許されてる。

だからくよくよしたり、
落ち込んでいる場合ではないですね。

今生かされてるから、
人生をちゃんと全うしたいと思います。

明日もがんばります。

 

それでは今日はこの辺で

\お読みいただきありがとうございます/

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