先日からAdobe PremireとAfter Effectsを使った動画編集トレーニングを再開しました・・・。なんとなく編集はできているつもりでしたが、やっぱり毎日操作しないと忘れてしまいます（涙）。
現在計画中のプロジェクトでも積極的に動画発信をしようと考えているので、やっぱり自分でかっこよろしく編集できるくらいのスキルは持っておきたいので、毎日コツコツ、あれこれお試し中です。
私は普段あまりYoutubeを視聴しない生活を送っていますが、現在Youtube上で1日に再生されている動画本数は、一説によると50億本にも上るそうです。
・・・ご、50億。
地球の人口が75.94億人（2018年調べ）ですから、実に地球に住んでいる半分以上の人が毎日何かしらの動画を1本づつ再生している計算になります（そう考えるとすごいよね）。
私の周りでも、昨今の状況を悲観するばかりでなく「今できること」の一つに動画発信を始める方が増えてきました。
そして視聴者の方が一番最初にチェックするのは、
動画のタイトル、
もう一つ重要なのは、
検索時に表示されるサムネイルです。
もちろん動画の中身がしょっぱいのは良くありませんが、動画のタイトルとサムネイル次第で視聴回数が変わってくるのは事実。
実際に成果の高い動画の90%が「カスタムサムネイル」（=自分で作ったサムネイル）を使用しています。
それくらいサムネイルは重要なんですね。
視聴者の方がパッと一瞬で
・何の動画かわかる
・思わず続きが見たくなる
そんなサムネイルの作り方を、
デザイナー以外のノンデザイナーの方でも作れる簡単バージョンでご紹介したいと思います。
今日は試しに、この書籍を紹介する動画のサムネイルを想定して作ってみます。
①最初にサムネイルのサイズを確認する
Youtube動画のサムネイルは、
横1280×縦720ピクセルで制作するのが◎とされています。下の画像の一番外の太い黒枠です。（16:9の割合です）
レイアウトで迷わないためににも、最初にこのように3分割×3個でスペースをわけて考えてもオススメです。
②余白を作らない
先に「もうちょっと改善したい例」をご紹介します。
実際のスマホで見てみると、
そこで、①でご紹介したグリッドに沿いながら、改善してみます。
少し迫力が出てきましたが、まだ上下の余白が気になります。
③タイトルを変えてみる
そこで、タイトルを変更してみます。
タイトルを変更することで、
・収まりやすい文字サイズにできる
・タイトルにも変化がつく
など「一工夫」を感じられるサムネイルになります。
そもそも、
「幸せになりたければねこと暮らしなさい」を読んでいるのに、タイトルも「幸せになりたければねこと暮らしなさいを読んでみました」だと、1つのサムネイルで全く同じことを2回書いていることになります。
サムネイルのスペースは限られているので、
・同じことは2回書かない
・一瞬で理解できないような細かいことは書かない
ことがポイントです。
また難しい専門用語を使うのもNGです。
オキトシンとセロトニンを一瞬で理解してくれる人は世の中にどれほどいるだろうか？
これはYoutubeに限った話ではありませんが、難しい専門用語はなるべく使わず、小学生のお子さま、自分のおばあちゃんにもわかるくらいの言葉で書く気持ちで丁度良いくらいです。
ちなみに
オキシトシンは愛情ホルモンのこと
セロトニンは幸せホルモンのことです。
幾分かまとまってきました。では最後にもうちょっと微調整をしてみます。
④明るく楽しい色に変更し、コピーを見直してみる
こちらが完成版。
スマホで見ても、
見やすいデザインになりました。
今日は本当にベーシックなサムネイル作成方法をご紹介しましたが、本当はもっと色々なテクニックがあり、レイアウトにも様々なやり方があります。
今日のまとめですよ
・余白をなるべく作らない
・サムネイルに入れるタイトルを考える
・目立つ色を使う
の3点を抑えるだけでも、良いサムネイルが出来上がります。
特に「サムネイルに入れるタイトル」はとても重要。
動画の編集自体も大変ですが、タイトルも手を抜かず考えて、視聴者の方が「続きを見たい！」と思うような内容を入れることが大切です。
タイトルを考えることはデザインにあまり関係ないように思えますが、タイトルはデザインにも大切なパーツとなるので、「短くてキャッチーな」タイトルをぜひチョイスしたいところです^_^
それでは今日はこのへんで
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