Giverになるためのマインドをちょっと考えてみた話

気がつけばグラフィックデザインでご飯を食べ続けて今年で17年・・・・(怖)

ここまで仕事が続けられたのは、
本当に多くの人とのご縁に恵まれた他になく、
もう本当に感謝しかなく、

自分の好きなことを仕事にしているので
本当にありがたい人生を歩んでいるのだけど、

ただ1点だけこの仕事特有の
「困りごと」がある。

それは

紙でもWEBでも
(立体物以外の媒体を)
自分で作れてしまう
ということ。

コックさんに例えるならば、
毎日サーブするお料理を作りつつ、

普段家で自分が食べる食事も
精一杯自分で作っていることと同じ感じです。

ちなみにうちの夫(調理師)は、
調理しまくった後に帰宅するので、

帰宅後は、
包丁はおろか
食器洗いのスポンジも
持ちたくないと言い、

休日の日は「料理したくない」となり
友人や知人の店に出かけては
食事をいただくことが非常に多い。

がしかし、

グラフィックデザイナーとなると
どうもそうはいかない。

自分で「何かの事業をやる!」
となれば、

自らロゴマークから名刺、
WEBサイトまで自分で
ぬかりなく美しく作り
(絶対に手抜きなし)

その間に普段抱えている案件も作り
そのために取材やリサーチも行う。
(こちらはもちろんのこと
絶っ対に手抜きなし)

先ほど夫のことをチラっと書きましたが、
夫が店長をしているこちらの唐揚げ専門店、

北小金駅徒歩3分 本土寺参道の入口に「からあげ専門店」がオープンします^_^

お店のロゴマーク、
看板、タペストリー、
名刺やショップカード、
ユニフォームや帽子、
ステッカーなどの
細々したものから、
ホームページまで

私が作れてしまうので
全て制作しているのですが、

制作費のほとんどは

余った唐揚げ

いや、嬉しいけれどさ・・・。

いや、嬉しいんですよ。

だけど、
その間に自分の仕事もバンバンこなし、
時にはお客様に少し待ってもらい、

ああ、

もう誰かに全部丸投げしたい!

わし、Macの前から離れたい!

と幾度か思いながら制作しています。

決して決して
自分のことを
過大評価しているわけではないけれど、

今流行している

「与える人こそ成功する時代」
「Giveしろ」
「Giverになれ」

という言葉を借りれば、

わし、
めっちゃGive
しているでな。

とふと思ったりします。

私だけじゃなくて、
お店を手伝ってくれている
オーナーさんやご家族も
全員
超Giverです

↑この本にも、

一番成功する人がGiver。

しかし
一番失敗する人もGiver。

いや
失敗というよりも
「燃え尽きてしまう」と
いう表現の方が正しいかも

と書かれていますが、
なるほど本当に
その通りだと思う。

「成功するためにGiverになれ」、
と言われても、

マジのGiverになるって
結構大変。

自分のマインドが低かったら
最初はやる気まんまんでも
あっという間に燃え尽きてしまいます。

そうやって
「燃え尽きないGiver」になるための方法が本書には書かれていますが、

この内容にも超納得。

Give型グラフィックデザインのよいところは(お料理や他の仕事にも当てはまると思うけれど)、

  • 作ったものの効果がすぐ見える(良い時はめちゃくちゃ嬉しいし、悪ければすぐに修正して次回に生かせられる)
  • これまであまり制作できなかったツール(グッズ制作とか普段の仕事ではできなかったこと)を提案できる
  • 良い評価も悪い評価も、普段の自分の仕事の糧となる(厳しい意見はリスクの少ない参考資料)
  • 「次はこれやってみるかな」と提案するパワーの源になる

など、目に見える報酬は少なくても、

普段の仕事に生かせられる
体験・経験を、

これ以上ないくらいに
ばっちり積めます。

私のような「商業デザイナー」は、
元々何かしらの成果物を
相手にGiveする仕事。

もちろん仕事として依頼されているので、
目に見える報酬は絶対必要ですが、

自分の幅を増やすために

「あ、これ面白そう〜」
「ちょっとやってみたいなー」
と思ったことに

時には報酬関係なく
やってみる
というのも時には大事

と改めて思います。

絶対お金だけじゃない
「何か」が得られるはずです。

その「何か」が得られるか
得られないかは
自分のマインドにかかっていますが。

もうちょっと色々やりたい・・・
と本当にしみじみ思う今日この頃

Giverになるためにも
時間管理をちょっと見直そう(T_T)
と決意したりしています。

それでは今日はこのへんで。

\お読みいただきありがとうございます/

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