売れている商品には物語があるという話

ネタとしてはちょっと古いんだけど、

「キミエホワイト」

というシミに効くお薬(第三部医薬品)
があります。

以前は地上波でテレビCMが流れていたので、
ご存知の方も多いのではなかろうか。

検索すると、
その効果効能やCMについては賛否両論が飛び交う結果が表示されるのですが、

良くも悪くも人の印象に残るこの商品。

  • 自分の母がシミを気にしていたのが可愛そうに思ったことがこの商品をつくるきっかけになった
  • 商品名の「キミエ」はシミに悩んでいたお母様のお名前

↑ネットで検索すると様々な情報が出てくるので真偽の程は定かではないけれど、

これはとても有名なエピソードです。

しかもこのお薬、
実はハイ◯オー◯Cと成分がほぼ同じらしく
インチキやん!

という話題もよく見かけます。

それでも発売以来売れ続け、

50〜60歳以上の女性にとっては
「キミエ」と聞くだけで
シミの薬と連想されるまでになっているこの商品。

成分やCMについて色々批判もあるようだし、
また「シミも一つの個性」
という風潮もありますが、

それは一旦置いておいて

純粋に見た時に

A
<ホニャララ成分配合>
シミ取り薬
「●●●●●」

B
<悩んでいた母のために作った>
シミ取り薬
「●●●●●」

好き嫌いは一旦別にして、

どちらの方が
印象に残りますか?

好みは別といたしまして、

恐らく、
Bの方が
印象に残る

のではないかと思います。

もちろん好き嫌いがあるのは
十分にわかります。

ですが、

多くの人は

成分よりも
商品のストーリーに
惹かれている

ということが
とてもよくわかる

という一例です。

うちは◯◯にこだわっているんです!

うちは希少な◯◯を配合してて!

うちは!うちの商品って!

よりも、

なぜその商品を
販売しているのか?

まさに、

改めて

商品にストーリーをつける

ことの大切さを感じている今日この頃です。

それでは今日はこのへんで

\お読みいただきありがとうございます/

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