デザイナーが田舎に住むことのメリットとデメリット

先日、仕事環境を快適にする話を書いたのですが、

どんな状況でも快適な環境は自分で作る!

今日は少し角度を変えた話を書き留めておきたいと思います。

それは、
田舎に住んで仕事をすること

ということ。

昨年2020年から続くこの環境で、

都会に住む必要なし

田舎に住んで
自然に囲まれて
のんびり働く

などの特集もチラホラ見かけるようになりました。

以前は「まだ東京で消耗しているの?」と
言っている方もいらっしゃいました。

私の仕事もネットの環境さえあれば、
都会に住む必要なし。

田舎だろーが、海外だろーが、
とにかくネット回線さえあれば仕事できちゃうので、

以前、デザイナー、エンジニア向けの地方移住サポートサービスの人から営業を受けたこともあります。

なので、今日は

田舎に住んで
仕事をすることの
メリット、
デメリット

を書き留めておきたいと思います。

とその前に、
私の両親が住んでいた超ど田舎を
先に紹介しておきますw

私の両親は
和歌山県の紀美野町という、高野山の手前の町、
いや、村の出身です。

何もない町・和歌山県紀美野町が「何もない」を強みにインバウンドを頑張っている話

地図で見るとこんな感じです。

「何もない町」として有名ですが、
マジで何もありません。

ちなみに夫も山奥育ちです。

地図で見ても自然いっぱい(自然しかない)ということがわかります。

という身近に「超田舎暮らし」を経験した人がいることから、私が個人的に感じている田舎暮らしのメリット・デメリットをまとめておきたいと思います。

メリット1:自然豊かで静かな環境

何と言っても自然豊か。

四季を感じられる環境なので、年がら年中同じような生活をしている私にとっては「生きている」ことを実感できる環境であると言えます。

メリット2:地域のみなさんみんなが知り合い

うちの祖父はもう90歳で耳こそ遠いものの、元気なので一人で暮らしています。

そして都会とは違い、隣の人もその隣の人もみんな知り合い。

「町の人がみんな知り合い」という環境なので、一人暮らしではありますが都会にありがちな「孤独」とはちょっと違う環境にいます。

メリット3:野菜や果物など食材が美味しい

ご自身で畑を持っていたり、畑を持っている方からおすそわけしてもらったり、購入したり、農家さんから直接野菜を買ったり・・・。

田舎の野菜はまるまるとしていて、みずみずしく本当に美味しいです。

私も夫の実家から、立派な野菜をいつも頂戴しています。

デメリット1:車がないと生活できない

どこに行くにも車必須です。
コンビニにでも、です。

私の親戚は4人家族ですが、車は1人1台所有。

電気や水道を同じように車は欠かせないツールになるので、都会で電車の生活に慣れていると最初は戸惑うかもしれません。

デメリット2:虫さん、爬虫類さんが苦手だと大変

みなさんは家の中に住んでいてヘビさんが出てきた、という経験はありますか?

もしくは、足が折れ曲がっている直径15cmほどあるクモさんとか。

彼らは皆、家の守り神様です。

私は夏に両親の実家を訪れると、未だにヘビさん、クモさん、見たことのない虫さんに出会います。

夏前になると超大きい蛙さん、セミさん、蜂さん、いろんな生き物に出会えます。

私はその度に
ぎゃっ!とか
きゃー!とか
叫んでいますが、
住むとなるといちいち叫んで入られません。

ちなみに、このような生き物を「駆除」してはダメです。

蜂さんもです。
「おかえりください」と言って
そっと出て行ってもらうことがルールです。

先ほども書きましたが彼らはこの地に長く住んでいる先住民であり神様なので、共存していく必要があります。

デメリット3:コミュ障では生活できない

上述したように、
隣の人とも知り合いになりますので、コミュ障だと生きていけません。

地域にもよると思いますが、
お互い助け合う、という気持ちが持てないと生活するのは厳しいかもしれません。

これはかなり昔の話ですし、地域にもよると思いますが、

隣の人が外出している時、急に雨が降ってきたらその家の洗濯物を勝手に取り入れてくれる隣人さんもいたくらいです。

さすがに今ではこのような方もいないかもですが、このくらい「親切」な方も中にはいるかもしれません。

極端に言うと、
もし隣の人が外出している時に雨が降ってきたら、自分もお隣さんの洗濯物を入れてあげる必要がある、ということです。

デメリット4:リアルなカルチャーにすぐ触れられなくなる

例えば美術館、歌舞伎、ミュージカル、落語、お芝居、映画。

もちろんネットで鑑賞できるものもありますが、リアルなカルチャーに今すぐ触れることは本当に難しくなります。

都会に住んでいると、比較的アクセスの良いところに世界的に有名なイベントが開かれたりしますが、田舎だとそうはいきません。

遠くても行く!
という強い意思を持って生活しないと、カルチャーから遠ざかる生活になってしまいます。

今日のまとめですよ

どちらにもメリットとデメリットがあります。

どちらに住んで方がエラい、
どちらに住んでる方がいけてる

ではなく、
どの環境でも楽しく生活できるように、自分自身をコントロールできるような人でありたいと思います。

それでは今日はこのへんで

\お読みいただきありがとうございます/

●過去の制作実績はコチラから
制作実績を見る
●グラフィックデザイン、セールスコピーライティングのご依頼はコチラから
お問い合わせフォーム
●Twitter
→@nishi_megumi_24

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA