今から約3ヶ月前、7年間使用してきたMac Pro(Late2013)にコーヒーをこぼしてしまい、一瞬で全損させてしまったのですが、
(その時の記事はこちらからお読みください↓)
【人生初】Mac Pro Late2013にコーヒーをこぼして水没させた話先日、修理を終えて
\無事帰還/
こぼしたコーヒーはMac Proの底に空いている吸排気口に侵入し、4枚で構成されているロジックボードを全て破壊。
結局、4枚の基盤(ロジックボード)を全交換する修理内容になってしまいました。
ちなみにですが、パソコンが全損しよーが修理不可になろーが、データが無事でさえあれば何とでもなります。
今回MacPro本体は破損しましたが、データは100%バックアップ(しかも2重)を取っていたので、翌日からも涼しい顔で仕事することができました(本当にバックアップは大事)
ドライヤーで
めっちゃ乾かしたら治った!
とネットでよく書かれていますが、
手元にトルクスドライバーがあり、瞬時に迷わず分解して、基盤のどの部分に液体が侵入したか細かく見ることができればそれも可能かもしれませんが、それでも治るのは「ほんの一瞬」と言われているので、今回街の修理屋さんに持っていくことにしました。
ちなみに修理代は
148,500円。
148,500円もあれば、最近発売された新しいiMac(24インチ)に手が届く金額です。
7年前のMac Proを、
148,500円支払って
修理することに
価値があるのか?
と何度も自問しましたが^^;)、
- このスペックのマシンは148,500円で購入できない
- 新しく購入したiMac27インチと同様のスペックを持つサブマシンとして残したい
- このMac Proのデザインが何気に好きで、非常に愛着がある
という理由で、
修理を決意。
そして先日、
無事に帰還。
SSDの中身も全て健在なままです。
(もう二度と液体が直撃しないように、台に乗せておくことにしました。)
ところで、
今回の修理代148,500円、
自己負担額約3,000円で済ませることができました。(後述する年間保険料を入れると本当はもう少し負担している計算になるのですが^^;)
ちなみに、私がこのMac Proを購入した時は2014年3月。
その頃はApple Care+などの追加保証プランも存在してなかったので、保証期間は1年間という状態です。
7年前に購入したMacを修理する人も少ないかと思いますが、もしMacの高額な修理金額を見て絶望している人に少しでもお役に立てれば・・・という気持ちで、ここにその方法を乗せておきます。
要するに保険を使う
このMac Proが潰れた時、SNSにそのことをつぶやいたところ、
・数々の慰めのお言葉
・ドライヤーでめっちゃ乾かすと良いなどのアドバイス
などをいただいたのですが、
翌日打ち合わせでお会いした方に
「ニシさん、火災保険とか入っていないんですか?家電も保障してくれるタイプの保険もあるので、ダメ元で補償内容を確認するといいと思いますよ!」
とアドバイスしてくれる方がいました。
そう、保険。
私も自分がこの境遇になるまで、全く気がつかなかったのですが、
個人で加入している火災保険や自動車保険などには、偶然の事故で破損した家電や家具を保障してくれる動産保険が付属している場合があるんですね。
結局、我が家で加入している火災保険にこの動産保険はなかったのですが、
- 子どもさんやペットちゃんの不注意が怖い
- (私のように)うっかり飲み物をこぼすことが怖い
など、ご心配されている方は、ぜひご自身の保険内容を確認されてほしいと思います!
またネットで検索すると大手保険会社さんで、数々の動産保険がご紹介されていますし、ノートパソコンについては、モバイル保険という月々700円から加入できる保険もあります。
クレジットカードの動産保険に助けられる
私が加入していた火災保険に家電保障がなかったのですが、ふと昨年作ったクレジットカードの存在を思い出しました。
それは、アメリカンエクスプレスのカード。
昨年営業部の方をご紹介いただいて、事業決済用のカードを新しく作ったばかりでした。
このアメックスカードには、会員限定で、比較的安価で加入できる動産保険のオプションが存在します。
この動産保険に加入すれば、これからも家電購入時に家電メーカーや量販店が提供している延長保険に加入しなくてもOKなくらいです。
この動産保険にも何種類かありますが、一番安いのは年間保険料2,900円のプラン。(詳しくはコチラからご覧いただけます)
カードで購入した商品でなくても、自宅にある家電を
- 不具合や経年劣化による自然故障は購入から3年まで補償あり(1年目はメーカー保証を利用)
- 3年以上を経過した家電も不慮の事故などに対して補償あり
など、カードで購入した商品でなくても補償してくれる保険です。
ただし、
- 購入年数によって補償内容が変動
- スマートフォンなどは対象外
- プリンター、マウスなどPC周辺機器は対象外
- 保証期間がない製品、あるいは保証期間が6ヶ月、3年など「1年」以外の製品は対象外(Macは基本保障1年なので対象)
など様々な条件がありますので、加入する場合は注意事項をよく確認する必要があります。
ちなみに我が家には猫がいるので、家具も補償してくれるプランに加入しました。(詳しくはコチラからご覧いただけます)
こちらのタイプは、比較的対象外製品が少なく、自宅にある製品をオールマイティーにカバーしてくれます。(ただし故障補償はカードで購入している製品が対象です)
こちらは年間保険料13,000円。
購入から4年まで自然故障も補償してくれます。
コーヒーをこぼしたMac Proの購入価格は
303,619円(税抜)
購入から5年経過しているので損害補償額は50%、
つまり151,809円。
今回の修理代が148,500円なので、まるまるこの補償金額内で修理可能ということなんですね。
保険金請求に必要な書類
まず、コーヒーをこぼしてMacを壊した旨を保険会社に電話して伝えます。
どういう状況でこぼしたのか、割と細かく聞かれますので、正直に答えます。
オペレーターの方が状況を把握してくれれば、保険金請求用の書類が2〜3日で郵送されてきます。
申請用書類に住所や名前、保険金振込先を記入し
- 金額が記載された購入証明(Macの場合はレシートがないので、購入時と出荷時に送信されてくるメールがこれに該当します)
- 修理業者が発行した見積書、あるいは修理不可能証明書
- 破損した部分の写真1枚、全体の写真1枚(写真が用意できない場合は、用意できない理由を記載した書類を用意)
この3点を申請用書類と一緒に返送します。
すると、約1週間で記入した銀行口座に保険金が振り込まれています。
今日のまとめですよ
今回は、アメックスのオプション保険を適用し、Mac Proの修理代148,500円を自己負担額3,000円で修理した一部始終をお届けしました。
ただし、
アメックスカードは、一番年会費が安くても13,200円。(ANAカードでもよければ年会費は7,700円)
ご紹介したオプション保険の年間保険料が13,000円。
これだけでも年26,000円の出費になります。
私は事業で使うので、カードの年会費や保険料も必要な出費として心得ていますが、どちらにしろ何かしらの費用が発生することは事実です。
近年はMac購入時にAppleCare+が付けられるようになりましたが、これでも補償は3年間。
3年経ったら買い換える、というのが本当はいいのかもしれませんが、3年以上使う人も世の中にはたくさんいるのではないかと思います。
しかも、起こるか起こらないかもわからない事故に対して、保険料を払うのはもったいない!という気持ちも重々わかります!!
がしかし、
Macの修理代は、Windowsに比べてもかなり割高です。
そして、不慮の事故はいつ起きるかわからないもの。
修理代148,500円の見積書を見ると、やっぱり結構ショックです(笑)
本ブログは、アメックスカードへの入会を促すブログではないのですが^^;)、このようにポイントが貯まって、いろんな特典を受けられて、しかも比較的安価で保険にも加入できるカードは、1枚あると便利なように思います。(ご興味のある方は、検索してみください。)
どちらにしろ、
備えあれば憂なし!
自分に一番合った保険を選んでおいても絶対損はないので、ぜひぜひお財布と相談してほしいと思います!
もう一度書きますが、
148,500円の見積書を見ると、
若干目眩がいたします^^;)
それでは今日はこのへんで。
\お読みいただきありがとうございます/
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