直接お礼を伝えられるとやっぱり嬉しくなる話

すんごい昔の話なんだけど、
私が仕事をやっていて
初めて嬉しかったことを
先日ふと思い出したので、

今日はそれを
書き留めておこうと思います^_^

それは、
フリーランスになる前に勤めていた
会社員時代の時。

私は製作部でデザインを作る仕事をしていて、
それを営業担当の方がクライアントに持って
提案してくる…、
そんな仕事のやり方をしていました。

その営業担当さんと言うのが、
とにかく忙しく、
とにかく製作を急かしてくる方で(^^;

出先からかかってくる電話は
大抵が、

「超急ぎで修正してほしいんだけど
どのくらいでいける???」

という内容でした(;´д`)

そんな電話を受ける度、

「えっと…1時間後には…」とか、
「その内容だと1日かかります…」とか

無理やり予定をこじ開けるような
返答をしていました。

そんなある日、
昼間会社で製作を作っていると、
出先からその営業さんから私宛に
電話がかかってきました。

(やれやれ…また急ぎの依頼かな…
今日はきっついなー…)

と思いながら電話に代わると、

その営業さんが

ニシさん、
昨日もらったデザイン、
すんごい評判良くて
先方がとても喜んでいたよ!

と開口一番、私に告げてきました。

私は、

はあ、そうですか…。
それで、修正の内容は何でしょう?

と返すと、

修正はないよ。

でもすごく嬉しかったから
電話で伝えようと思って^_^
いつもありがとうね。

と言ってくれたんですね。

いつも忙しく1分を惜しむその営業さんが、
わざわざ嬉しい気持ちを私に伝えるために
電話をしてくれたんです。

もう15年近く前の話ですが、
今でも忘れることなく
はっきりと覚えています。

その時、まだ20代でしたが、

こうやって
改めてお礼を言われると

嬉しいもんなんだな。

と感じたんですね。

今、ビジネスでわざわざ電話をかけること自体、
相手に対して失礼だと捉える空気があるし、

お礼を伝える時でも
メッセンジャーで伝えることが
ほとんどになりました。

でも、
改まって電話でお礼を言う

会った時に
ちゃんとお礼を言う

こうすると
相手がとても喜ぶし、
相手のモチベーションが上がる
と今改めて思います。

あれから15年近く経って
当時20代だった私も
その時の営業さんと同じ年になりました。

そりゃ今でも製作に対して
お礼を言われると
嬉しい気持ちになるのには
変わりありません。

けれども、今は自分が
関わってくださっている皆様に
リアルでお礼を伝えることを
決して忘れない、
と改めて思う思います。

そーいえば、
私の周りにいるすごい経営者さん達も、
いつもお礼のご挨拶を欠かしません。

良い言葉を発すると、
相手はもちろんだけど
自分も良い気持ちになりますよね^_^

そんなことを改めて思う
年末の今日この頃です。

それでは今日はこのへんで。

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