大変皮肉なお話かも
とは思うんだけど、
デザイナーとして
毎日デザインを作っていても
ここが私のこだわり♪
私の好きなデザインにしました♪
なんて制作、
ほぼない。
ほぼ、というかゼロです^^;)
私は芸術家や映画監督ではなく
デザイナーで
クライアントの成果につながる
制作をする仕事なので、
自分のこだわりなんぞは
ほんとに二の次です^^;)
その代わり、
この箇所はこのように判断したので
こういうデザインにしました
という説明はするし、
言われたことだけを表現していても
つまらないので
この箇所にはこの要素をプラスして
さらにわかりやすくしました
と説明する時もあります。
でも基本的には
私がこうしたかったから♪
私のこだわりを入れてます♪
なんてことは
仕事をしている限り
言いませんし作りません^^;)
自分のこだわりを入れても
それがクライアントさんのために
ならなかったら全然意味ないもんね。
「フリーランスのデザイナーです」
と自己紹介をすると
かっこいい!
なんてことも言われたりしますが、
自分のこだわりをふんだんに出す
職業は決してないし
どこをどう見てかっこいい!と
言われているのかいまだに戸惑います^^;)
もちろん、
自分から提案をすることもあるし、
「これはこうしましょうー!」と
言う時もありますが、
それは
自分のこだわり♪
から来ているものではなくて
こうした方が
クライアントの役に立つ
と判断しているからなんですね。
でもこれ、
デザイナー以外の職業にも
本当に当てはまることです。
どんな資格を取っても
どんなセミナーを受講して
仕事に活かせる知識を身につけても、
相手の役に立たなかったら
本当に意味がありません>_<
知識やスキルを十分持つことは
とっても大事なこと。
だけど、
知識やスキルをひけらかすだけでは
全然プロじゃないですよね。
クライアントが望む提案が
できてこそ求められる人になる
と改めて思う今日この頃です。
それでは今日はこのへんで。
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