少年ジャンプの漫画はなぜ長年売れ続けるのか?の話

先日、夫が一人でクスクスと笑っているので(一体、何をそんなに笑ろとるねん・・・?)と覗くと、久しぶりにマンガを読んでいました。

それがコチラ↓

「姫様〝拷問〟の時間です」
というマンガ。

私も読んでみましたが、タイトルからは想像できないヒジョーに詳細なグルメ描写と、独特のストーリーで、確かに読んでいるとクスクスと笑ってしまう内容です。

こちらは週間少年ジャンプが展開するコミックアプリ「少年ジャンプ+」で連載されていますので、ご興味ある方はぜひどうぞ^_^(読むとご飯が食べたくなります♪)

kuremo / Shutterstock.com

ところで、この週間少年ジャンプ。

私も小学生の頃から愛読していました。

ドランゴンボール、スラムダンク、こち亀、るろうに剣心、幽遊白書、ジョジョの奇妙な冒険などなどなど、毎週月曜日にお小遣いで買って読むのを楽しみにしていました。

昨年は、約束のネバーランド、鬼滅の刃などを読んでいたので、この年になってもジャンプコミックとまだつながりがあります^^;)

ところで、
昨今のデジタル化でコミック雑誌の発行部数は年々落ちていますが、その中でも週間少年ジャンプは群を抜く数字を誇っています。

なぜ他コミック誌を圧倒するほどの人気をキープできているのか。

それは、
漫画家さんはもちろんですが、

もう一つ
編集担当者の腕力が
優れている

とも言われています。

kuremo / Shutterstock.com

ベースを作り出すのはもちろん漫画家の先生ですが、読者に愛される作品にするための展開や方向性などを、漫画家さんと一緒に考えるのは編集担当者さん。

ジャンプのターゲットは10代の少年なので、どこまでも少年の気持ちに寄り添うべく編集者に女性が一人がいないことも特徴です(オンラインの「少年ジャンプ+」を覗く)

編集担当の腕で、漫画の売れ行きが決まるとも言われているくらい、とても重要な仕事なんですね。

何を作るかよりも誰と一緒に仕事をするかの方が大事と思った話

また編集担当さんたちは、漫画家さんに対して

「綺麗な絵でも、良いストーリーでも、そこに読者がつかなければ意味がない」と説き、

プロの漫画家は
読者が
ついてナンボ
ということを最も重要視
しています。

自分が描きたい漫画を
描いているうちはアマチュア

同人誌と変わらない

ということなんですね。

でもこの考え。
漫画家さんだけに限った話ではありません。

どんな商品もサービスも、

買ってくれる

リピートしてくれる

そして
ファンになってくれる

お客様がいないと
意味がありません。

デザインの仕事をしている私にも当てはまります。

クライアントさんの話を無視して、私が作りたいものだけを好き勝手に作っているのだったら、プロのデザイナーとして仕事できません^^;)

クライアントさんの
ファンを増やすため

具体的に言うと
売り上げを伸ばすため

に制作をすることで、
「プロ」として生活できます。

しかし、
クライアントさんの中には

これは絶対良い商品だから
1回使ってもらえればわかるはず!!

商品を売るために
もっとアピールしよう!!

などなど、
「商品中心」でお話しされる方も、たくさんいらっしゃいます。

確かにクライアントさんの商品を拝見すると、どれも本当に素晴らしいものばかり。

でもでもでも、

ジャンプの編集者さんが、読者の気持ちを考えながら漫画の編集をするように、

どの商品もサービスも、
最後に使うお客様の気持ちを
考えながら作る

ことが本当に大切です。

創刊からずっと人気を保っているジャンプ。

人気の裏には「面白い」だけではなく、読者の気持ちを考えられた編集が加わっているところを、私たちも普段の仕事で忘れないようにしたいと思う今日この頃です。

それでは今日はこのへんで

\お読みいただきありがとうございます/

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