アイルトン・セナに学ぶ“ピュア”な姿勢

アイトルトン・セナの「音速の彼方へ」という映画をご存知ですか?
恥ずかしながら私は観たことがないのですが、今日とてもオススメされたので、この週末観てみようかなと思っています。

アイルトン・セナは、
このブログで今更わざわざ解説するまでも無いほど有名なF1レーサー。

F1に興味のない私でもセナとシューマッハの名前くらいは知っており、F1ファンの夫と、いつも行っているイタリアンレストランのシェフがセナについて熱く語っているのを度々聞き、数年前仕事の依頼で打ち合わせに行った会社の社長が、以前セナに関する仕事をしたらしく、打ち合わせは10分で済んだのにセナの話と自分の仕事の自慢話しを小一時間ほど嬉しそうにしていた・・・

とまあ、男性陣が熱く語る姿を私は度々目撃し、それでその高名さを知った程度で恐縮なのですが、どれほど偉大だったかは少し調べるだけでもすぐに分かります。

「音速の彼方へ」を勧められた理由、

それは彼が3度のワールドチャンピオンに輝きながらも、決して失うことのなかった“ピュア”な心をぜひ知ってほしい、ワールドチャンピオンに輝いても、お金、権力、しがらみに関係なく、純粋に「楽しい」「好き」「ワクワクする」という気持ちを持つことの大切さがこの映画から分かるから、ということでした。

ところで、今日は
先月看板デザインを製作した飲食店に、実看板が設置される日でしたので、その様子を店舗まで見学に行き、自分が製作した3mを超える看板や2m近い看板達が実際に店頭にくっついている様子を目の当たりにした日でした。

納品に立ち会うのは、本当に久しぶり。
最近はオンライン印刷で発注して終わり、のパターンが殆どでしたが、今日現場に足を運び、納品に立ち会って本当に良かったと思っています。

その後、そのお店でお料理をいただきましたが(これがまた美味しかった・・・)、店舗を経営している社長、店長、スタッフの人たちからも看板の仕上がりに絶賛をいただき、
「本当にこの仕事をやっていて良かった」と心から思うと同時に、改めて身の引き締まる思いがしました。

私は“仕事”としてデザインをしているので、対価としては当然報酬が発生するわけですが、
それ以前に「好き」という気持ち、
「純粋な目」で見てどうやったらお客様に喜んでもらえるか、
ということを考えてデザインをするという「原点」の部分を、今日改めて気づかされた気がします。

先ほど書いた、
ワールドグランプリに3回も輝いたセナが、“ピュア”な気持ちでレースに臨んでいたということと、全く同じことです。

今、いろんな講座やセミナーがいっぱいある。
「初心者でも3ヶ月で月収〇〇円の報酬が可能な〇〇資格コース」とか、
「パソコン一台、在宅でラクラク月収〇〇円、◯◯講座ー認定講師資格付きー」とかね。

でも講座やセミナーを受ける前に、その内容が本当に「好き」か「ワクワク」できるか、「誰のどういう役に立てるのか」というのを一度じっくり考えてみてから申し込んでもいいんじゃないかな・・・、と思っています。

お金を稼ぐことは大切だし、必ず稼がなければいけない、
でもそれ以前に、
その仕事に対して“ピュア”になれるか?

ということも、常に忘れてはいけないことだと思った3月の寒い今日のこの頃です。

それでは今日はこの辺で。

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