先日、楽天市場で検索時に表示されるサムネイルバナーのデザイン規定の話を書き、この3連休を利用し絶賛修正中です。
(その時の記事はコチラからどうぞ↓)
楽天市場1枚目のサムネイル画像の厳格化に対応なうその修正後サムネイルを登録するため、店舗運営ページにログインする権限をいただいているのですが、この楽天市場の店舗運営ページ、普段なかなかお目にかかれないのでその中身を少し見させていただきました。
・新人店長さん向けの店舗運営ナビ
・薬機法、あはき法などに過去に違反した事例の紹介
・店長同士の会話が可能なチャットルーム
など、さすが楽天。
充実の機能を揃えて店舗運営をばっちりできるようにバックアップしているんやな〜と関心しています。
そんな中、色々なページを見ているとちょっと興味深いページを発見しました。
その名も
楽天大学
その歴史は意外にも長く2000年1月に設立。
「店長さん向けにフレームワーク(考える仕組み)を提供する」というコンセプトから生まれ、楽天の出店社だけがログインして学べる店舗運営のあれこれを、オンラインと毎月数回実施のリアルの講座で学ぶことができ、店長同士で繋がれるコミュニティとしても活用できます。
オンラインで学べる動画講座には、マーケティングの基礎知識から、集客、配送対応などがたっぷり。
そして、撮影テクニックのポイントなど写真に関するオンライン講座、バナーやランディングページのデザイン講座、売れるキャッチコピーの作り方などなど、クリエティブに関する講座も充実しています。
これを全て全部視聴し実践したら、超繁盛する店舗ができそうですが、実際にどれだけの店長さんがこの講座で学び、それを実践しているかはちょっと不明。
失礼を承知で書いてしまうと中には「見ててつまんない」と思う講座もあるからです。
特に、デザインの講座。
確かに重要なことを講義しているのだけど、
・文字の可読性を上げる方法
・色彩心理A -暖色系について-
・色彩心理B -寒色系について-
・色彩心理C-無彩色について-
・字間 -カーニングについて-
・強調テクニック
・単一画像の配置
などなど・・・
このタイトルを見て
「よっしゃー!全部見てめっちゃ勉強するぜ!」と意気込む店長さんはどれくらいいるのか?
正直なところ少々疑問。
楽天市場の店長さんを対象としているのであれば、何よりも大切なデザインのゴールは「今よりクリックしてもらえるためのデザイン」なのではなかろうかな、と思わずにはいられませんので、忙しい店長さんに向けて解説するのであれば、「5回でカンペキ!-売れるためのバナーデザイン制作実践 女性向けシンプル編-」などより実践向けな講座の方がいいのではないかな・・・とデザイナーの私が見た正直な感想です。
確かに、色彩心理とか字間、強調テクニック、余白の使い方などもちろん大切なのですが、店長さんはデザイナーのプロを目指しているわけではないので、そこを一から説明する必要が果たしてあるのかしら・・・・?(もちろん知っておいて損はないと思うけど)
もちろん今より売れるためには勉強する必要ももちろんあると思いますが、たとえ追加料金を取ってでも、どうせ教えるならもっと効率良いほうがいいのではないか・・・とこの動画講義を見てそう感じています。
デザインで早く結果を出すのであれば、
「今より売り上げを上げる」というマインドを持って、勉強しながら同時に手を動かして制作するのが一番早いです。
人の色彩心理とか、後から知れば良い話と断言しても決して過言ではありません。
なんでデザインの講義となると、あんな「色彩心理A」とか学校で習うような内容ばかり出てくるんだろう・・・?
確かに大事だけど、実践しながら制作した方が絶対早く覚えるから!と、若干熱くなりかけている、肌寒い今日この頃です。
それでもこの動画、2016年に公開されてから約3,000回も再生されているので見られているほうなのかな・・・。と思いながらしばらく他のページも眺めてみることにします。
それでは今日はこのへんで。
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