デザイナー・ライターにも「世界観」を語るスキルが必要と感じた話

先日、ディレクター・ビジネスデザイナーの佐々木康裕さんの初の著書、“D2C「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略”のご紹介を本ブログでしましたが、今日はその続きを。

(前回の記事はコチラからどうぞ↓)

“D2C「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略”の話

DtoCという言葉は今やバズワードとも言われており、アメリカのみならず日本のベンチャー投資でも最も盛り上がっているカテゴリーの1つだそう。

スポーツウェアブランドのナイキも、従来のブランドスタイルからDtoC化を試みており、ユニクロもただ単に安価で機能の良い洋服を売るだけではなく「ライフスタイル」を提案するブランドにシフトしているのが見て取れます。

以前にユニクロが発行したフリーマガジン「LifeWear」は、まさに洋服を通じたライフスタイルを提案する媒体そのもの。

ユニクロが刊行しているフリーマガジンのクオリティの話

手に取ってみられるとお分かりになるかと思いますが、フリーマガジンにも関わらず掲載されている写真、文章、そしてデザインはとても無料とは思えないクオリティ。読み応えたっぷりの1冊です。

本書は、全業界、全企業は「D2C化」していくと語っていますが、私も日頃の仕事と生活からそれを痛感します。

私はもうすぐ40歳ですが、
30代前半(1990年代生まれ)、20代(1995年前後の生まれ)の友人・知人は、本当にモノに固執していません。

「モノ」から「コト」へというキーワードが生まれて随分になりますが、彼らのような20代〜30代は「モノ」を持つことよりも、「コト」=体験を通して豊かなライフスタイルを見出すことに価値を感じています。

DtoCブランドの特徴は「コト付きのモノ」と言われていますが、モノを中心とした世界観を作り、お客様からの共感を得て関係性を深めるところに、強みがあるんですね。

昨日のブログでご紹介したスーツケースブランド、Awayのようにスーツケースを中心とした「旅行・旅」という世界観を作り上げ、その世界観に共感してくれるファンが増えた結果、売上がうなぎ登りに・・・という具合です。

DtoCブランドとは少し話が離れますが、
私が毎年行っている音楽フェス・フジロックフェスティバルも同じスタイルだと感じています。

YoutubeでもSpotifyでも音楽が聴き放題の現在にも関わらず、「フジロックの世界観」に共感した人たちが毎年多く会場に集っています。開催されて20年以上経ちますが、年々入場者数は増加しているそう。20代らしき方もたくさんお見かけします。

話が逸れてしまいましたが、
商品やサービスを売り出すのではなく、その世界観を売り出すDtoCのスタイル。

もちろん全ての業種に必要なわけではないかと思いますが、これからは確実にこのような業態は増えていき、また世界観やストーリーを語ることができない企業には厳しい時代がやってくるのではないかと感じています。

そして、
本書には、アメリカでこのDtoCブランドをプロデュースするクリエイターチームの紹介がされていますが、日本のクリエイター(デザイナー、コピーライター)も「世界観を作れる」「ストーリーを語れる」編集者のスキルが最早必須なのではないかと思い始めました。

ブランドが一方的に広告を売っていた時代は既に終わりですが、
本書にも書かれている通りこれからはいかにお客様自身が主役のストーリーを作ることができるか。

それだけではなく
・お客様がどのように語ってもらいたいか?
・どのようにその行動や発言を促すか?

などの要素を戦略的に考えて実行していく必要があるんですね。

本書はDtoCブランドの現状(そしてニューヨークに行きたいという気持ち)を理解できただけではなく、これからのクリエイターに必要なスキルについても考えさせられる、とても印象深い1冊でした。

とりあえずニューヨークに行ってソーホー地区を見てみたいな、と思います^_^

それでは今日はこのへんで

\お読みいただきありがとうございます/

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