市場の4倍の値段でも人気が出る家電製品の話

パンをほとんど食べない生活になってしまったので、我が家のオーブントースターはずっと前に処分してしまったのだけど、「これはちょっと欲しい・・・」と購入を迷っているオーブントースターがあります。

それは、コチラ↓

バルミューダー製の
その名も
「バルミューダー・ザ・トースター」です。

https://www.balmuda.com/jp/toaster/

このオーブントースター、
価格は25,850円と
市場の約4倍強の高級トースター。

にも関わらず、
これまでに100万台以上を販売し、
加えて「おうち時間」が後押しし、昨年2020年はとても良く売れたそうな。

しかも、
「家電は壊れた時しか買い換えない」という消費者が多い中、バルミューダーの製品は、「(単純に)欲しい!」という気持ちで購入に至る人が多いそうです。

参考 バルミューダ、一目置かれる「芸術経営」の神髄東洋経済オンライン

ちなみにこれは余談ですが、
以前京都を訪れた際に宿泊したホテル2箇所にも、室内にはバルミューダの電気ケトルが選ばれていました。

アジア初進出の「エースホテル京都」に泊まってみた話

バルミューダの公式サイトを見てもよくわかる通り、

このオーブントースターは、

感動の
トースト

にフォーカスした機能だけを追求し、

そこに

エンジニアと
クリエイティブ

両方が上手く協力し合ったプロダクトに仕上がっています。

日本の家電メーカーさんにありがちな

「あれもこれも機能」を追加せず、
(もちろん様々な料理に使えますが)

それでいて、
使いやすくシンプルな「芸術品」とも言えそうなデザイン。

この二つが多くの人の
買いたい気持ち
を駆り立てて、

25,850円という価格にも関わらずこれまで100万台を販売し、

パンを食べるために
早起きしたくなる
そんなトースター

トースターに対する
価値観を
根底から覆すレベル

各方面から絶賛の口コミが広がっています。

私がさらにいいな、と思ったのは、

このトースターの開発に至った
経営者の「開発ストーリー」が明確に発信されているところです。

↓コチラからご覧いただけます

参考 バルミューダ・ザ・トースターの開発ストーリーバルミューダ公式サイト

高校を中退し、放浪の旅をしていた若かりし頃のバルミューダの代表、寺尾さんがスペイン・ロンダの街で口にした一つのパンが、このトースターの開発につながったと、公式サイトのストーリーとして公開されています。

家電メーカーさんの中で、
開発に至ったストーリーを公表している製品なんて、今までほとんど見かけませんでした。

もちろん優れた製品あってこそストーリーが活きてくるわけですが、このような開発ストーリーがあると、

あ、こういう経緯で作ったんだな。

思い入れがある製品なんだな。

と、例え全員が見なくても、見た人の多数はバルミューダさんのファンになってしまいますよね。

どういう思いで
商品を作ったのか、

どういう経緯で
このサービスが
できたのか、

このようなストーリーを語ることは、

優れた製品やサービスを作る次に、
とても大切ではないかと思います。

今「アップル」に一番近い
日本の家電メーカーとまで言われているバルミューダ。

製品自体の価格は少々高いですが、
それが特別感を感じさせ、ご褒美や贈り物に選ばれる位置付けとなっています。

バルミューダのトースターなら私も喜んで受け取りたいので、どなたかプレゼントしてくださらないか・・・とこっそり思ったりしているくらいです^^;

それでは今日はこのへんで

\お読みいただきありがとうございます/

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