昭和7年創業の元銭湯を再生して次世代へ活かす話

2ヶ月前の4月、初めて福岡を訪れたのですが、

福岡で美しい建築に触れてきた話 ビール大嫌いだった私でも「美味しい!」と感動した生ビールを博多でいただいた話 クリエイティブで起業するなら福岡が良い!?市が行なっているスタートアップ支援がハンパない話

ご飯も美味しいし、街も素敵だし、すっかり大好きになって帰ってきました^_^気軽に旅行に行けない日々が続きますが、また近々ぜひ訪れたいと思っています。

ところで、私の知り合いで大先輩の方が、福岡市東区箱崎にある施設の再生プロジェクトに関するクラウドファンディングを実施しています。

参考 昭和7年創業の元銭湯「大學湯」 を再生して次の時代へ!銭湯跡活用PROJECTCAMPFIRE

このクラファンは、1932年(昭和7年)から2012年(平成24年)まで営業していた福岡・東区の元銭湯「大學湯」(だいがくゆ)の改修を行い、地域活性化の一助となる場所にするプロジェクトを支援するためのクラファンです。

1932年(昭和7年)から約80年も地元の人に愛され続けた大學湯。

銭湯としての役割は終わりましたが、当時の特殊技術が使われたこの建物の文化的価値はとても高く、現在は地元の不動産会社が協力し、アーティストさん達の個展会場やアトリエとして使われるなどして再利用されています。

引用元:CAMPFIRE

写真を拝見するだけでも、趣があり歴史を感じる建物であることが伝わってきます。

ただ今年2021年で築89年。

基礎工事はしっかりしているものの、雨漏りする箇所があるなど、ところどころ老朽化が進んでしまい、改修工事を余儀なくされているそうな。

私も微力ながら支援させていただいたのですが、このように古くから地域の皆さんに愛されている建物が老朽化のために取り壊される・・・って思った以上にショックなことです。

しかも、そこをアーティストの方が個展やアトリエとして使っているんだったらなおのこと。アーティストさん達のクリエイティブな活動を守ってあげたいと思います。

 

少し前の話ですが、私はベトナムのホーチミンを訪れた際に市内にあるリノベーションされた建物巡りをしました。

中には築140年を超える超ビンテージマンションも。

改修工事が行われ、今ではクリエイターが集って作品作りをしているアトリエ兼カフェあり、他にはない本当に素敵な雰囲気でした。

things cafe

話しかけたベトナム人の女の子が、この建物をリノベして友達同志で集まっていろんな作品を作ったり、このカフェを運営していると教えてくれたのはいい思い出です。

 

新しい建物ももちろん素敵ですが、こうやって先人の方々が作った建物を直しながら再利用する。

これも一つのサスティナブルな行為なのではないかと思います。

よく日本の各所で見られる、古いから壊す、最新鋭の建物を作って商業施設にする、という光景は見る度にいつも寂しい気持ちになります。

もちろん改修には費用が必要ですが、費用だけが重要なのではなくて、そこを再利用する人、再利用する人の気持ちがあるからこそ建物は復活できるのだと改めて思います。

こうやって歴史ある建物を新しいクリエイティブの場所として再利用して、地域活性化のために役立てようとしているプロジェクトを、私は心から応援したいと思っています^_^

クラウドファンディングは2021年6月20日までです。

プロジェクトページでは、大學湯の歴史なども綴られていますのでぜひご覧いただきたいと思います!!!

参考 昭和7年創業の元銭湯「大學湯」 を再生して次の時代へ!銭湯跡活用PROJECTCAMPFIRE

それでは今日はこのへんで

\お読みいただきありがとうございます/

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1 Comment

石田健

清水さん、お世話になっております。石田@大學湯です。この度は大學湯とクラウドファンディングについてご紹介いただき、なんと感謝申し上げていいかわかりません。このように人と人とのつながりをこれからも大事にして参りたいと思わせていただき、本当にありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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