プロの作ったデザインされまくった美しいソレよりも、現場の人がワクワクした気持ちで作ったソレの方に、いつも興味を感じるのですが、
先日もSNSでこんなことが話題になっていました。
参考 「ぶっちゃけ高い、でも…」攻めすぎポップのスーパー、裏に社長の愛 withnews 参考 くすっと笑えるPOP連発! 青森県「ヤマヨ十和田店」での買い物が楽しすぎトクバイニュース【ユニーク】「ぶっちゃけ高い、でも…」攻めすぎポップのスーパー、裏に社長の愛
攻めすぎた店内ポップが掲示される青森県十和田市にあるスーパー「ヤマヨ十和田店」。SNSでも話題になるポップについて、ライターの我妻弘崇さんが取材しました。https://t.co/6Lvwq4h2Vx pic.twitter.com/oDs8ZZlqTs
— withnews (@withnewsjp) June 13, 2021
青森県にあるローカルスーパーの店内に掲示されているPOPが面白い!という話題です。
大手総合スーパーなどとの競争が激しい地域だそうですが、
地元の人が
何を買いたがっているのか?
にフォーカスして、他県のスーパーなどを徹底的にリサーチ。
そして
来店して
楽しめるような
お店にしよう
という切り口で、思わず二度見してしまいそうなPOPを店内に掲示し、それがSNSで話題になります。
安定のクオリティで安心しました
ヤマヨ十和田店 pic.twitter.com/u4rm8V0ppk— 梨花ボールなのです☆( ◜ω◝ )ニチャー☆ (@squid_and_ball) February 6, 2021
青森県十和田市の住民が毎日押し寄せる爆安スーパーが『ヤマヨ 十和田店』。特売をする日曜の朝は行列まで出来る。
店の魅力は安さだけではなく、悪ノリさえ感じる店内ののPOP。特にタカヒロという謎の人物が幅を利かせている。商品の良さを伝えるだけでなく、面白さもあって見ていて飽きない。 pic.twitter.com/LGiMXNiWmU
— まつじ (@matsujun5213) March 21, 2021
中には「それはちょっと・・・^^;)」と思えるような“ブラック”なPOPもありますが、
来て楽しい
と感じるお店作りをしているこのスーパーさんの切り口には、目を見張るものがあります。
最近では、
惹きつける文章の書き方
惹きつけるPOPの書き方
など反応が出る文章やPOPの“正しい書き方”を教えてくれるセミナーがたくさんあります。
だけど、このスーパーさんのPOPは、
どれもそのような“正しい書き方”からは少しはみ出しています。
そして
多少「変」と
思われてもいい!
という思い切った
センスの使い方をしています。
もちろん、SNSに取り上げられて話題になることが必ずしも正しいとは限りませんし、見た人を不快にさせる言葉を使うのはよろしくありません。
けれども、
いい子ちゃんが
考えた万人受けする
ごくフツーのアイディア
では
責められることもありませんが、
話題になる可能性もゼロです。
あっても
なくても
どっちでも良い
存在
です。
そしてこういう“思い切ったアイディア”は、この道ン十年のクリエイターには、悲しき哉なかなか思いつかないことです。
デザイナーなら万人受けして、美しいPOPを制作するんだと思います。
でも
それじゃあ
つまらん!!
万人受けすることも、美しいこともとても大事ですが、
こうやって思い切ったアイディアを、思い切って出す!
この発想や行動力はめちゃくちゃ大事だと思っています。
なので、日頃から美しいものにはもちろん触れますが、ローカルで活躍しているお店やサービスからは、めちゃくちゃ学ぶところが多いんです。
この状況なのでなかなか地方に行く機会が少ないですが、また色んな場所に行けるようになったら「そこにしかないお店」をリサーチすることを心から楽しみにしています^_^
それでは今日はこのへんで。
\お読みいただきありがとうございます/
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