先日ネットを見ていたら、
こんな記事が。
映画監督の井筒和幸さんが
映画を早送りで鑑賞したり
映画は「タイパ」が悪いという件
についてバッサリ斬ってくれてる話です。
いや、、、もうほんと、
よくぞ斬ってくださいました・・・。
と言いたくなるお話ですよ。。。
ちなみに私も
毎シーズン楽しみにしている
「エミリー、パリへ行く」の
最新作も全部見終わったし、
もうネトフリ解約しよかな・・・
とちょっと思っております^^;)
なぜかと申しますと、
映画の一番最後のエンドロール中に
「あなたへのオススメ作品」が
勝手に表示されたり
(表示しない設定もありますが)
エンドロール自体が小さくなって
いきなりおすすめ作品のサムネが
表示されたり、
やめんかいコラ!
こっちは余韻を楽しんどんねん!
と感じる演出がある
からなんですね^^;)
そんでもって
先ほどご紹介した井筒監督の文章で
個人的に一番刺さったのはコチラのお話↓
映画館で見て、思いにふけるかふけらないかは勝手だが、それが「映画」だ。ふける時間も味わう余裕もない、そんな人間は元から映画館に来ない。映画館の至福を知らないほど不幸なことはない。手のひら大やパソコンでいい加減見してると、審美眼も育つわけがないのだ。
タイムパフォーマンスなど考えるほどバカらしい人生はない。コスパも同様だ。新幹線のスピードが上がり所要時間が縮まって便利になったというが、大間違いだ。それは、途中の田舎の景色が記憶に残らなくなることだ。旅の味などあったもんじゃない。
生産性や効率化だけの価値観、ファストライフはますます人の思考を劣化させている。
クズかマトモかだけで分けられてしまう、このドツボな社会を見れば、一目瞭然だ。そして、映画同志たちよ、怠け者を2時間釘付けにさせるものを作ってくれ。ネット世界に「恐れ入りました」と言わせるものを。
テキスト引用元:NEWSポストセブン
わかりみが深すぎて
頷くしかできないですよ・・・。
確かに映画をスマホやタブレットで
どこでも見れるのは便利な機能だし、
映画に限らず、
生産性や効率性を高めることも
大事は大事。
だけど、
便利になる=感性が豊かになる、
ワケではないですよね。
私も最近は、
映画館に行くことが癒し
の一つになっています。
普段家にいて仕事をしていると、
どーしても効率的なことばかりを
考えてしまいますが、
映画館に行くと
スマホを見ることなく
作品に没入できるので
本当にリフレッシュできます。
ちなみに昨年は、
遂にこの映画も映画館で鑑賞してきました^_^
ゴッドファーザーですよ・・・。
1だけじゃなく2と3も
劇場で観てきました。
合計10時間近く
映画館にいた計算になりますが、
いや、ほんと観て良かったよ・・・。
決してド派手な演出もなければ、
1本2時間半という長時間の作品ですが、
あの陰影、
俳優さんの演技こそ
映画館で見るべき作品!!!
と改めて思い出す今日この頃です。
それでは今日はこのへんで。
コメントを残す